march forward.
りりかの独り言。

2004年12月18日(土) 忘年会

仲よしの子たちと忘年会。

あいつが知っている人たちばかりだから、あいつも呼んで。

結構、飲んだし騒いだし楽しかったけど。



どうして、いつもこうなるんだろ?



私に話しかけて来た(らしい)あいつの事を私が無視した(らしい)事から、あいつは不機嫌に。

「聞こえなかったもん」

「聞こえてただろ?」

「マジで、知らないってば」

「やっぱり、りりかはみんなで飲むと、俺より皆なんだよな。昔っからそう」

「そう言うんじゃないくて、気付かなかったの」

ああー、面倒・・・。

あんな大勢(総勢20名ほど)の中で、聞こえない事があっても当たり前だってば。



あいつは怒ってどっかに行っちゃって。

何だかなーと思いつつ、あいつに電話しても出ない。

まぁ、どっか友達の家にでも行っちゃったんだろう、と、私も帰る事に。



帰宅して、自分の部屋に入ったら・・・。

私のベッドで寝ているあいつ・・・。


「どうやって入ったのよ?」

「○○(次女)に電話したら起きてて、おいでって言われたんだもん」

「・・・。私の寝る場所は?」

「知らない」


結局、ベッドの下に布団を敷いて、寝る事に。

うとうとしていたら、あいつが。

「さっき、りりかが聞いてくれなかった事なんだけど」

「聞こえなかった事、ね」

「もう、そんなのどっちでもいいんだけど」

「何?」

「来月、スキーに子供たち連れて行かない?」

「スキー?私寒いの苦手だよー」

「大丈夫だよ、暖まるよ」

「ううーん・・・」

「子供たちは行きたいって、言ってたよ」

「そりゃ、そうだろうけど・・・」

「決まりね」




その後。

「やっぱり、俺ってすごい独占欲強いよね」

なんて言って来て。

今更!?とか思いつつも「まぁ・・・そうだね」って返す。

「だってさぁ。なんか自分だけの物にしておきたいんだもん」

私たち、3年も一緒にいるのにね。



あいつがベッドから手を出して来て。

その手を握り返す。

「寝ている間に手が離れませんようにって、今おまじない掛けたから」

子供みたいな事言うなぁって、おかしいけど。

けど、嬉しい。



私たち、3年も一緒にいるのにね。


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