2004年09月09日(木) |
そんな簡単な事じゃない。 |
結局もやもやしたまま眠りにつき。
すっきりしない目覚めになった。
段々と、自信がなくなって行くのが、分かって。
きっと、あいつも自信がなくなって行っているんだろうな、と思ってた。
今日は、普通に順調に仕事も終わり。
残業もなく、真っ直ぐ夕方帰宅。
子供達とたくさん話しながらの夕飯。
いつも通りの日常。
あいつからの朝のメールはやっぱり無かった。
私からもしなかった。
そして、昨日朝メールが来なかったのは、今の私みたいに、もやもやした気分だったからか、と今更気付く。
それでも、あいつからは日課の電話は来たから、驚いた。
ただ、相当酔っていた。
嫌な予感は、ガンガンにしていて。
当たり障りのない会話ばかりしていた。
どっちも、今朝から一度もメールをしていないと言う事は、触れない。
でも。
「りりかが、早く一緒に暮らしてくれれば、こう言う事が起こらない」
なんて言う、訳の分からない、何の脈絡もない事から、また始まる。
私が普段思っている「どうでもいい」口喧嘩。
正直、こんな事が続いて、どうでもいい事で言い合いになって。
一緒に暮らして上手く行くはずなんかない、と私は言った。
でもあいつは、一緒に暮らせ無い、離れている不安から、喧嘩を吹っかけてしまう事もある、と言う。
絶対に、一緒になってくれる、と言う自信はある。
でも、実際に一緒に暮らすまでは、不安もある。
一緒にいれば、顔を見て言い合えるし、そんな言い方するなよって抱きしめる事も出来る、とか、分からない事ばかり言って来た。
そんな、簡単な事じゃないんだ。
私は何度もそう言ったけど。
あいつは「簡単な事」だと言い切った。
私はため息をついて、お休みと言い、電話を切った。
私が、またはあなたが。
何かの事で凄く落ち込んでいて。
例えば、大切な友達が事故を起こしたとか。
仕事で大きなミスをしてしまったとか。
そう言う事で、心配したり、落ち込んでいるときに。
喧嘩した翌日だからと言って。
落ち込んでいる相手を見ないフリをしていたら。
たとえ一緒に暮らしていても、暮らしていなくても。
今後付き合い続ける自信なんか、なくなる。
私は、そう思う。
今、そう思ってる。
一緒に暮らせば解決するなんていう、簡単な事じゃない。
切った後、送ったメール。
あいつはかなり酔っ払っていたし。
きっと、電話を切ったらすぐ熟睡してしまったんだろう。
返事は来なかった。
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