march forward.
りりかの独り言。

2004年06月13日(日) ご対面

次女の具合は、金曜日にすっかりよくなりました。

(メールで心配してくださった方、本当にありがとうございました。お返事も全然かけなくてごめんなさい・・・)





あいつと、子供たちを会わせることにした。

結構前から、その話は出ていたんだけど。

ライラとは何回か会った事あるけど、お姉ちゃんたちとはない。

あいつも、お姉ちゃんたちも。

「会ってみたい」

と、言ってた。

私の気持ちの中で、何だか会わせる勇気がなかったと言うか。

でも、子供たちと一緒に暮らすことになり。

やっと決心がついて。



今日、子供たち3人と私とあいつで遊びに出かけた。

あいつは、子供たちに会う前に、こっちについてからカットまでして来たらしい。



行き先は、あいつが決めたボーリング。

これなら、ガターのないレーンにしたらライラも出来るから、と言う事で。

日曜だから、混むだろうしって事で、先にボーリング場に着いて、レーンを取って待っていたあいつ。

私は子供たちと4人で向かった。

なんだか、やっぱり緊張して。

あいつもきっと緊張してただろうと思うけど。

後で聞いたら、長女も緊張したと言った。



こんにちはって、挨拶をする。

私は「これが長女で、こっちが次女。このお兄ちゃんがHくん」とか紹介して。



あいつが気を利かせて「ジュース買ってくるよ、何がいい?」って子供たちに聞いた。

ライラは、一緒に買いに行くーってついて行ったけど。

お姉ちゃんたちは「コーラ」「オレンジジュース」とか、そんな感じで答えるだけ。

もしかして、第一印象がまずかったのかな?とかハラハラしたけど。

その後は普通にボーリングして、ちょっと時間も早かったけど夕飯も5人で食べに行って。

あいつとお姉ちゃんたちも普通に会話していたし。

あいつがバカ話ばっかりするものだから、長女は笑いすぎて涙流してた。

元旦那の時に、こんな風にみんなで爆笑したりはなかったなぁと、つくづく思ってしまう。

あまり会話とかを好まない、静かな人だったもんな。



明日仕事が早いあいつ。

まだ夕方6時過ぎだったけど、もう帰る事にして。

うちの前に車を停めていたから、うちまで行く。

あいつが家でとれた野菜をたくさん持ってきてくれて。

それを私とあいつで車からおろしているとき。

あいつが。

「俺、子供たちから見てどうだったかな?」

と聞いて来た。

楽しんで会話はしてたけど・・・どうかな?と私は答えた。

「気に入られたかなぁ?」

「分からないよー。まだ初日だし、徐々にじゃない?」

そんな話をしていたら、先に家に入ってた長女と次女がまた戻って来て。

長女が「今日はありがとうございました」と言って。

次女は家から持ってきたアイスを「あげる」とあいつに渡した。

それだけ言うと、二人ともまた家の中に入ってしまったんだけど。

「アイス、もらっちゃったよ(笑)」

「○○(次女)は、きっと気に入ったね」

「なんでー?」

「だって、そのアイス、チョコだもん」

「チョコだと何なの?」

「あの子が大好きなやつで、後ひとつしかなかったから。それをあげるくらいだからだよ」

「そっかー(笑)すげー、嬉しいんだけど!」




あいつは、喜んで帰って行った。

私も家に入り、あいつからもらったジャガイモをベランダで乾かしていたら(土つきで、雨で湿っていたので)。

「あの人、私嫌いじゃない」

と、次女が言いに来た。

「そか。なら良かった」

「お姉ちゃんは、分からないって」

「うん、そうだね、まだ初めて会ったんだしね」

「でも、私は嫌いじゃ無いよ。面白いし、優しいし」

「うん」

「明日は、ポテトサラダにしてね」

「そだね。皮むきしてね。10円あげるから」



実家に野菜をお裾分けするために、行って。

妹と母に報告した。

「そう、良かったね」

と、二人とも言ってた。




あと1時間位したら、あいつからいつもの電話が来る。

さっき、次女が言ってた言葉を、伝えてあげよう。

きっと、凄く喜ぶんだろうな。


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