今日。
子供たちと、新しい家に引越しをした。
子供たちの物って、机とかベッドとかあるから、かなり多い。
元旦那が、トラックで運んで来て。
朝早くから、みんなで一緒に部屋まで運んだ。
お昼を食べに行く前に、新しく通うことになる学校へ行き。
上のお姉ちゃんの新しい制服も注文して来て。
昼食後は、子供たちは部屋の片付け。
その間、私は市役所回り、と、結構ハードな一日で。
夕飯は、4人でお好み焼きを食べに行く。
上手くひっくり返せないくせに、やりたがるライラに笑ってみたりしながら。
帰宅してからは、みんなでお風呂に入り。
お姉ちゃんたちは湯船の中で、私とライラは洗い場で、これからの事を話す。
明日から、新しい学校へ行く子供たちは、夜9時半にはベッドに入り。
静かになった、この広い家の中で、私は片付け物を進める。
私は、これから始まる生活に。
また、ここから子供たちと始めるんだと言う意識に。
鳥肌が立つような、感動を覚える。
一度それてしまった道だった。
あなたは母親じゃない、母親失格だ、と何回も、色々な人に言われ。
何度泣いた事だろう。
もう、母親と言うものじゃないのであれば、私は子供たちの何なんだろう?って考えて。
そうか、単なる「子供たちを産んだ」って言うだけの人間か。なんて。
母親と言う道からは、それてしまったんだと思った。
誰も、子供たちでさえも、私を母親だとは認めてくれないんだと、泣いたのは去年のこの同じ日だったな。
何て言う、偶然なんだろう。
1年経った同じ日に。
私は、子供たちと、また一緒に暮らし始めている。
彼は、優しく、暖かく。
そして、力強く、私を支え続けてくれている。
「今までのようには、会えない」
そう言った私に。
「大丈夫。会えなくても、繋がってる」
とても、優しい声で、言ってくれた。
「何年だって、待ちます。あなたも、子供たちも、俺と一緒に生活してもいいと言ってくれるまで」
もう。
彼の負担になっているんじゃないかとか。
待たせてしまって、彼の人生を取り上げてしまっているんじゃないか。
なんて、考えない。
私は、彼に選択してもらったんだから。
そして、これからだって、いつだって、私じゃ無理だと思ったら、放棄してくれて構わないんだから。
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