march forward.
りりかの独り言。

2004年06月01日(火) スタート、再び。

今日。

子供たちと、新しい家に引越しをした。

子供たちの物って、机とかベッドとかあるから、かなり多い。

元旦那が、トラックで運んで来て。

朝早くから、みんなで一緒に部屋まで運んだ。


お昼を食べに行く前に、新しく通うことになる学校へ行き。

上のお姉ちゃんの新しい制服も注文して来て。

昼食後は、子供たちは部屋の片付け。

その間、私は市役所回り、と、結構ハードな一日で。


夕飯は、4人でお好み焼きを食べに行く。

上手くひっくり返せないくせに、やりたがるライラに笑ってみたりしながら。

帰宅してからは、みんなでお風呂に入り。

お姉ちゃんたちは湯船の中で、私とライラは洗い場で、これからの事を話す。



明日から、新しい学校へ行く子供たちは、夜9時半にはベッドに入り。

静かになった、この広い家の中で、私は片付け物を進める。


私は、これから始まる生活に。

また、ここから子供たちと始めるんだと言う意識に。

鳥肌が立つような、感動を覚える。



一度それてしまった道だった。

あなたは母親じゃない、母親失格だ、と何回も、色々な人に言われ。

何度泣いた事だろう。

もう、母親と言うものじゃないのであれば、私は子供たちの何なんだろう?って考えて。

そうか、単なる「子供たちを産んだ」って言うだけの人間か。なんて。

母親と言う道からは、それてしまったんだと思った。

誰も、子供たちでさえも、私を母親だとは認めてくれないんだと、泣いたのは去年のこの同じ日だったな。

何て言う、偶然なんだろう。

1年経った同じ日に。

私は、子供たちと、また一緒に暮らし始めている。



彼は、優しく、暖かく。

そして、力強く、私を支え続けてくれている。

「今までのようには、会えない」

そう言った私に。

「大丈夫。会えなくても、繋がってる」

とても、優しい声で、言ってくれた。



「何年だって、待ちます。あなたも、子供たちも、俺と一緒に生活してもいいと言ってくれるまで」



もう。

彼の負担になっているんじゃないかとか。

待たせてしまって、彼の人生を取り上げてしまっているんじゃないか。

なんて、考えない。

私は、彼に選択してもらったんだから。

そして、これからだって、いつだって、私じゃ無理だと思ったら、放棄してくれて構わないんだから。


 < back  INDEX  next>


りりか [MAIL]

My追加
エンピツ