march forward.
りりかの独り言。

2004年05月22日(土) 再婚

仕事が終わった後。

元旦那から電話が来て。

少し会うことになった。



「俺も東京に住むことにしたんだ」

「え?どこに?」

「たぶん○○とかその辺」

「急だね。仕事とか大丈夫なの?」

「こっちでの知り合いの方が多いから、こっちの方が都合いいし」


そか。

なんて思って、聞いていた。

今だって、ちょくちょくこっちには仕事で来ているみたいだし。



「再婚しようと思う」

そんな風に、いつもみたいに、何でもないことのように言って来た。

「そか」

他になんて言っていいか分からないし。



一度別れた元彼女と。

私の同級生の。

またよりを戻したのが最近らしい。

そして、結婚するか、なんて話しになったんだって。

彼女も30歳だもんね。

もう30歳か・・・。

私と一緒なんだから、そりゃそっか。



「おめでとう・・・でいいんだよね?」

「んー、そうかな」

「彼女の職場はあっちでしょ?東京に来て平気なの?」

「美容院はどこにでもあるし。なんでも、お世話になった先輩だか先生だかが出している店が、東京にあるらしいし」

「手に職があるって、やっぱりいいよねぇ」



元旦那のお母さんには、ものすごく反対されているらしい。

だから、家を出て行くんだろうな。

元旦那は、そうは言わなかったけど。

きっと、居辛いだろうから。

彼女の事も考えて。

出て行くことにしたんだろうな。




私が言うのも、お門違いだけど。


幸せになって欲しい。


本当に、そう思う。



「もし、結婚式をしたら来てくれる(笑)?」

「行くはずないでしょ。バカ(笑)」




再婚か。

友だちのMさんが「自分で壊したくせに、また結婚したいと思う自分がいる」と言ってた。

私だってそうだよ。

今は、結婚したいと言う気持ちはないけれど。

素直な事を書いてしまえば。

あいつとの生活ってどんなんだろう?って。

考えてしまう自分がいるんだ。

その、頭の中で考えるあいつとの生活は。

悪い事なんかなくて、いい事ばっかりで。

前の結婚だって、同じようにいい事ばかりを考えて。

そして、悪い事が起こるたびに、そのギャップに振り回されて。

振り回されることに疲れて、逃げた。


私たち、バカだよね(笑)


でも、Mさん。

私も、そう思うの。

あなたが幸せになってくれる事が、一番いい。

もう、泣いたりしないでいいんだよ。

あなたが、笑っていられる場所を見つけたのなら。

そこに飛び込んで行って、いいんだよ。


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