いつも通りの夜の電話。
毎晩21時から24時くらいの間にかかってきて、1時間余り話す。
お互いに、一日にあったこととか。
思った事とか、感じた事とか。
「毎晩そんなに話していて、よく話すネタがあるよねぇ」
なんて、友達に驚かれたり。
明日から連休に入って勉強する私と。
明日から仕事が急激に忙しくなる彼と。
「頑張ろうね」
って、お互い言いあえる関係が。
いつまでも、いつまでも、続けばいいと思う。
ずっと、そんな関係が続くかどうかなんて、分からない。
でも、そうありたいと思ってしまう。
私は、いつまでも夢見るバカだ。
理想と現実って言うモノを、まだまだ分かってないみたい。
彼に、元旦那と彼女の事を話した。
「そっか。りりかは、どう?」
って、聞かれた。
「何が?」
「支えて欲しいから、寂しいからって言う理由だけじゃないよね?」
「当たり前じゃん」
「そか。なら、安心だ」
「今更、何を言ってんのよ」
「そうだよね、今更だよね」
「私はずっと、あなたが好きだよ。だから、一緒にいたいだけだよ」
「・・・なんかあったの?」
「なんで?」
「珍しいから。嬉しいけど、そんなこと急に言われたら、嬉しくて逆に勘ぐっちゃうよ」
何となく、声にだして確認して見たくなっただけ。
私が、あなたと一緒にいる、理由みたいなものを。
ただ、あなたが好きだって言うだけで、ここまで突っ走って来ちゃって。
あなたが好きだって言うだけで、こんなに大きく私の人生が変わった。
良い方向へ変わったのか、悪い方向へ変わったのかは。
どっちなのか、分かるのは。
まだまだ、遠い未来の話。
今はね、まだ。
客観的に自分を見れないし。
理想を求めてしまう部分も、あったりする。
でも、求めるだけで、突っ走って行かないのは。
少しだけ、私が大人だからかもしれない。
現実と言う物を、少しだけ見て来たせいかも知れない。
眠る前に考える。
今日一日、何回心から笑ったか。
嬉しかった事は、何回あったのか。
その数が1でもいい。
1日に1つだけでもいいから。
笑ったり、嬉しかったり。
そう言うの1つでもあったら、今の私は幸せなんだと思う事にしよう。
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