march forward.
りりかの独り言。

2004年02月09日(月) 好きになれなかった

元旦那が、静岡に旅行に行ったらしいので、お土産を持ってきた。

みかんとキティちゃんのシャープペン。




深夜に近いファミレスの中。

色んな話をした。

子供の事とか、私の試験の事とか、仕事の事。

そして。


「彼女と別れた」

と、さらっと言って来た。

この人は昔からそうだ。

重要な話をさらっと言う。

まだ結婚しているころ、会社を辞めてきたって話も、ある日さらっと言われたっけ。

「なんで別れちゃったの?」

「何でだろうね」

「あなたから、別れるって言ったの?」

「んー、まぁ、そうだな」

「どうしてよ」

「好きになれなかったって事かな」



私はしばらく、無言になってしまった。

好きになれなかったって・・・。

好きだから、付き合っていたんじゃないの?




M(彼女)がいなきゃ困るって言う時期もあった。

精神的に、いつも側にいて欲しいって思った時期もあった。

でもそう思いながらも。

好きだからなのか、どうか?って聞かれたら、分からないって答えしか出てこなかった。

もう、Mも今年30歳になる。

このまんま、好きかどうか分からないまま付き合って行くのも、悪いと思った。

と言うか、利用してたのかもしれない。

自分の寂しさとか、埋めるためだけに。

それに気付いちゃったから。






重い気分で、家に帰ってきた。

元旦那の人生なんだし、私がどうこう言える立場じゃないけど。

でも、なんだか・・・悲しい気持ちになった。



悲しい気持ちになったとは、違うのかもしれない。

変な、罪悪感みたいなものがあったんだと思う。


どうしてみんな幸せになれないんだろうって。

その「どうして」の理由が、責任が。

私にあるからって事で。


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