march forward.
りりかの独り言。

2004年01月08日(木) プロポーズ

正式に「結婚しよう」と言われた。

電話で、だけど。


いつも通り電話をして。

23時位に「おやすみ」を言い、切って。

そしたら24時過ぎた頃また電話が。

なんだろう、と思ったら、そう言う話。

そういえば、その前の電話から、何かおかしかったなぁ。

今、思えば、だけど。



「3年以内って言ってたじゃない?あ、まぁ以内だからいいのか(笑)」

なんて、笑っていたら。

「真面目に言ってるんですけど?」

ちょっと、怒ったように言われた。

「いつ?」

「数ヶ月以内に」

「数ヶ月!?」

「夏までに」

「・・・」

「りりかのお母さんに、近いうち挨拶に行かせて」

「・・・」

「聞いてるの?」



即答なんか出来ないよ。




この間、子供たちと会って。

その時、親戚の人たちも来ていて。

叔母さんたちに、言われた。


「彼と一緒になっても、幸せになんかなれないよ。こんな色々な事壊してきて、自分だけ幸せになっていいと思ってるの?子供がもっと大きくなってからにしたっていいじゃない。今、再婚なんかしたら、子供たちは凄く悲しむんだから」



母は、黙って聞いていたけど。

きっと、同意見なんだろうと思う。


引っかかってた。

あいつには話していないけど。

今でも、ずっと、その言葉が頭から離れない。



反対されて、当たり前のような関係で。

そこから、こうなって。

今、こうして私たちはまだ繋がっていて。

その上、彼と再婚、何て。

きっと、誰も祝福なんかしてくれないに決まってる。




それでもいい。

それでもいいから、彼と一緒になりたい。

反対を押し切って、彼の所へ行きたい。

色々な面倒なことから、逃げて。



そんな風に、考えられるはずもなく。

私は、黙ったままだった。



今年であいつも25歳になる。

出会った時は、22歳になったばかりだったのにね。

もう、結婚とか意識してもおかしくない年齢か。



「明日、早いから寝るね」

「答えは?」

「考えさせて。それに、電話とかで話す事じゃなくない?」

「分かった・・・」



次、会う日にちは決まってない。

会ったとき、そう言う話になるんだろう。


喧嘩にならなきゃ、いいな。と思う。


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りりか [MAIL]

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