march forward.
りりかの独り言。

2003年06月01日(日) 結論

子供たちは、あちらの実家にいることになりました。



元だんな様から電話があり。

今日、あたしは急遽仕事だったから。

着信履歴で電話があった事を知り。

夕方、仕事が終わった後、掛け直してみた。





最近、本当にいい事が続いていたから。

ちょっと、いい気になっていたんだと思う。

その電話も、子供たちがあたしのとこに来るって言う電話だと思い込んでいた。




でも実際は。

違った。




上のお姉ちゃんも、真ん中のお姉ちゃんも。

転校はいやだと言う。

上のお姉ちゃんは来年中学なんだけど。

今のお友達と一緒に入学したいと。

当たり前だよね・・・

親の、あたしの勝手で、ころころ学校変えたりなんか、嫌に決まってる。




「高校は、東京のに行きたい。そしたらママのばーば(あたしの母)の家から通える高校にしたい」

上のお姉ちゃんは、そう、言ってくれた。

あたしに、気を使っているんだろうと思った。



「ママ、再婚したら○○(あいつの実家)に住むんでしょ?そしたら、私遊びに行くからー。温泉とかいっぱいあるんだよね?」

真ん中のお姉ちゃんが言った。

やっぱり、あたしに気を使ってくれている、と思った。




2人とも。

「いつかは、ママの傍に行きたい」

って言った。




「ライラはママがいいんだって」

上のお姉ちゃんに言われた。

ライラはまだまだそう言う事分かる年齢じゃないし。

何より、お姉ちゃんたちと別々に暮らさせる、何て可哀想な事は出来ないと思った。

兄弟は、離れて暮らしたらだめだと、思った。





あたしの都合で、かき回して。

子供たちに辛い事を選択させて。

あたしは、なにやってるんだと、本当に思った。

勝手に「子供たちはあたしと一緒に暮らす」と決め付けてた。

子供たちに選ばれるのは、あたしだと思っていた。





「いつかはママの傍に行きたい」



そう、お姉ちゃんたちは言ってくれたけど。

きっと、一緒に暮らす事はもうないんだろうと、思った。





嫌な事ばっかり、考えた。勘ぐった。

最低な事ばかり、考えた。

実はお姑さんが、いろいろ言ったんじゃないか、とか。

実は元だんな様に、無理矢理言わされてるんじゃないか、とか。






自分がした事って、帰って来るんだよ。





そか。

あたしが、子供たちと一緒に暮らすラストチャンスはあの離婚を決めたとき。

あの時、あたしが放棄しちゃったんだ、結果的には。

あの時、我慢して離婚しないで、あいつとも別れていたら。

あたしは子供と一緒に今だっていたはずなんだ。

あたしが先に、捨てちゃったんだった。



だから、帰って来たんだよね。

子供たちには、あたしはいらないって、事なんだよね。




受け止めようって、思った。

素直に。

もう、子供たちと一緒に暮らしたい、何て甘い事考えないで。

自分で最初に決めたこと、その通りにしようって。

今更、ふらふら考えを変えないで。

何でも、自分の思い通りになんか行くはずない。

アタリマエ。

調子に乗ってたね、あたし。





一生懸命、仕方ないって思い込もうとした。

あたしは、強いんだって、思い込もうとした。

でも、なかなかね。


やっぱり、こんなあたしでも、自分で産んだ子供たちだから。

簡単に割り切れるはずも、なく。


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