march forward.
りりかの独り言。

2003年04月02日(水) 挨拶

昨日の夜景の後、お酒を買ってあいつのよく通っていた(?)ラブホへ。

運転があるから、お互いに余り飲めない。

「いっぱい話聞きたい」

ってあいつが言い出して。

お酒は少しでやめた。

「最近のりりかの周りの様子とか、聞かせてよ」



あたしは、どうでもいいような事を、いろいろ話して。

やっぱりいつもみたいに、あいつは笑顔で聞いてくれてる。

こう言う時間が、あたしは大好きで。



あたしがお風呂に入っている間、あいつはカラオケを歌ってたらしい。

あたしが出たらやめちゃったから。

「歌ってよー」って頼む。

「りりかも歌ってくれるなら、いいよ」

って言われて、お互いに歌わせたい歌を入れ合ったりして。



気がついたら、夜中の二時。

「明日って何時に起きるんだっけ?」

「四時半・・・最低でも五時」

「・・・寝よっか」



で、あたしの携帯でアラームを設定して、寝て無事に起きれて。

朝、あいつの家で車を乗り換えて、あたしは帰宅。





夜、仕事が終わって帰ってきたあいつからいつもの電話。

「母親に、あんたの彼女は礼儀がないって言われちゃって・・・」

は???

え?何で何で?

「うちまで来て、車も置いて行っているのに、何で顔を出さないのか?って・・・」


確かに、あいつの家の庭先に車を停めさせて貰った。

実は「挨拶したほうがいいのかな」と思ってた。

けど、あいつも何も言わないし、固く考える事もないかな、とか考えちゃって・・・。

お母さんやおばあさんに会うのは、まだ先かな、とか。

勝手に解釈したのも確か。


だから、言われて当然だと思った。




「そうだよね・・・。うん、あたしが悪いわ」

「いや、俺も何も考えてなかったし」

「ううん、あたしの方が年上なんだし、ちゃんとしなきゃだったね。・・・今月どこか休んで、改めて挨拶に行かせて」

「マジで??いいの????」

「明日店に行って、シフト確認してみなきゃだけど・・・日曜がいいんだよね?」

「うん、休みだからね」

「わかったよ、ごめんね、いろいろ言われちゃって・・・」

「でも、気にしないでよ、ホント。俺もまだ先でいいかなって考えたんだもん」





嫌な事を先延ばしにしたがる、あたし。

ネガティブだから、どうしても悪い方向へばっかり考えてしまう。

元だんな様のお姑さんと、うまく行ってなかった事もあって。

怖がっていた事も、確かにある。




でも、敷地に停めさせていただいているのはこっちだし。

ちゃんと、挨拶するべきだったなぁって、今更思ったって、後悔先に立たず、だ。





「ばあちゃんは、平気だよ。優しいし何も言わないから。けど、母親からはきつく突っ込まれたりするかもよ?さっきもその話の延長で、いつ結婚するの?とか言われて」

「あー・・・うん」

「俺が仕事をちゃんと覚えて、一人前になったらって答えたんだけど。でも、2人で苦労しながらやって行く方がいいんじゃないか、とか言われて」

「んー・・・」

「だから、結婚の事とか言われちゃうかもしれない」

「うん・・・。分かった」





結婚ねぇ・・・。

先日、再婚禁止期間が終わったばかりだし。

それに結婚自体、したいって今思ってないし。

いつか出来ればいいな、なんて漠然としか考えられないし。




聞かれたら、なんて答えよう。

漠然としか考えてません、なんて、言えないよね・・・。


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