2003年03月31日(月) |
意味が分かった気がする |
明日は、あたしは休み。
だから、明日の夜、会いに行くねって伝えた。
あいつは最近残業が多い。
だから、「9時までに帰れなそうだったら、中止ね」って言われた。
明日の夕方、残業になりそうか電話するから、それで、残業じゃなかったらおいで。って。
もちろん、高速では抜かさない、飛ばさない事が条件。
あいつの地元は、あたしが住んでいるここより、時間がゆっくりしているように、前回行った時思った。
なんだか、車も人も、ゆっくり進んでいるみたいに。
周りが畑ばっかりだったりするからかなぁ。
あたしは、好きになった。
そして、あいつも、地元が大好き。
よく、自慢される。
「近所の駄菓子屋の人がね、すっごくいい人なんだよ・・・」とか。
自分の地元が大好きって言えるあいつが、あたしは好き。
もしも、明日残業で会えなかったとしても。
四日のあたしの誕生日には来てくれるって言っているから。
中止になっても我慢できそうだよ。
でも、考えてみたら、前回会ってから十日近く経つ。
けど、最初の頃みたいに、寂しい寂しいって思わなくなったかな。
あたしも忙しいからかな。
前に、あいつが手紙で。
「寂しくなる暇がない」みたいな事を書いて来た事があった。
あのとき、あたしは「なんだよ、それー」って思ったけど。
なんとなく、意味が分かってきた気がする。
遠距離になって二ヶ月。
まだ、たったの二ヶ月。
最初は二日会えなくても悲しくて泣いてたくせに。
今じゃ気がついたら、十日近くたってる、なんて。
あいつは、離れていても、あたしの事だけを思ってくれている。
だから、寂しくない。
毎日の電話、メール、そう言う風に寂しくなる暇を与えてくれない。
残業で帰ってきても、あたしが起きていれば、必ず電話を10分でもしてくれる。
明日も早いんだから、睡眠時間がなくなっちゃうよーって、あたしが心配しても「んなこと、どうでもいいよ」って言ってくれる。
少しでも、あたしが寂しくならないように、たくさん繋がりを見つけてくれる。
「寂しくなる暇がない」
あなたが言ったこの言葉。
意味が分かったような気がする。
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