今日は夕方ちょっと前から仕事。
でも、今日は珍しく売り上げの確認だけで帰っていいと言われ、数時間で上がってきた。
こんなに早く終わったんだし、明日は早朝からまた仕事だけど、あいつに会いに行こうかな!って思って。
電話した。
でも、留守電になっちゃった。
着信履歴みたら、掛かってくるかなぁって家に帰って待機してよう!って思って。
だらだら寝たりして。
はっと、気づいたら、もう22時だった・・・
電話は??と見ても、着信もメールも、あいつからはなし。
もう一度電話した。
やっぱり留守電。
・・・。
わざと出ないの?
昨日、なんか言ったっけ???
あれあれ?
昨日は一日仕事で、メールだけだったけど、何回かしたよねぇ?
思い起こしても、思い出せない。
おとといの事は、何も昨日は言ってなかったし、許してくれたのかと思ってたし・・・
あたしが、一人あたふたしてたら、あいつから着信。
「ごめん、携帯忘れて、友達んちに行っちゃってたよー!今日は早く上がったの?」
もう、ホッとしたのと、ムカッとしたのと・・・でもやっぱり、嬉しかったのと。
「もう・・・出ないから、あたし、拒否られているのかとおもってさー・・・何かしたっけ?って考え込んじゃったよ!」
あいつは笑いながら。
「いやいや、そう思うって事は、りりかさんがやましいことばっかりしてるからだね!頭冷やせた?」
「いいえ!やましいことなんか、してないもん!」
「寂しかったくせに」
「寝てたよ、普通に」
「考え込んでたんでしょ?」
「・・・でも・・・寝たのもホントだもん・・」
「まぁ、いいじゃん。そんだけ、寂しかったって事だよ。ねー、りりかさん♪」
それから一時間くらい話して。
明日朝早いからって、切って。
電話切ってからも、いろいろ考えたなぁ。
あたしは、たった数時間なのに、連絡が取れないことに不安を覚えて。
そんな不安がっているあたしを、あいつは楽しんで。
楽しんで・・・って言うより、喜んで。
そう言えば。
今日、仲良しの主婦に言われた。
「りりかって、強がってばかりでめったに頼らないじゃん?だから、たまに頼られて、甘えられたら、男はきっと、あ!俺にだけはこう言う面を見せてくれるんだ!って勘違いするよねぇ。それって、りりかの手なの?」
「そんなことないです」
「でも、そう見えるなぁ。引いてるなぁって思ったら、急接近してくるとか、きっと無意識にそうやってるんだねー」
「知らないー」
「そういうの、意識的に直さないと、H君に呆れられちゃうからね。そう言うことしていいのは、H君にだけだよー」
意識的に直す、第一歩として。
まず、あいつといるとき以外に酔う事をやめよう。
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