march forward.
りりかの独り言。

2002年10月28日(月) 慣れない事

「資格取る事にした」



いきなりのメール。




「なんの?」

「うんとね・・・」




あたしは聞いた事がない資格だった。

でも、国家資格で、法学部のあいつには有利らしくて。



「そか、頑張って」





あたしも、資格を取るため、今学校にかよっている。

もう二年生。

再来年の3月の試験に受かったら、資格を手にする。

でも、難しいらしい。

だから、暇を見つけては、教科書を読むように、習慣付けている。




「お互いに、受かるといいね」

「うん、頑張ろうか」




励ましあう。

こういうの、すごくいいな、と感じる。

あたしは、こうやって、励ましあうって言うの。

本当に、素敵だと思う。




あたしが目指すもの、がんばっている事。

そういう事を、興味示さなかっただんな様。

だから、あたしがそう言う話しても、テレビを見ながら「ふーん」で終わる。

または、返事もなかったり。




話を聞いてくれる事。

応援してくれる事。




こんな、当たり前の事を、あたしは慣れてない。

してもらう事に、慣れてない。

だから、あたしは、たまに照れてしまう。




ゆっくり頷きながら、目を見て、あたしの話をずっと聞いてくれる。

あたしがこうしたい、ああしたいって事、「頑張ろうね」って言ってくれる。



そして、あたしは照れる。

目をそらしてしまって、「頑張れますー」なんて言ってしまって。

あいつには、そういうあたしの気持ちが見えているみたいに。

「そかそか、頑張れるんだね!」ってあたしの顔を覗き込みながら、頭をなでられる。





居心地、いいな。

凄く思う。

あたしもあなたにとって、そんな、居心地のいい場所でありますように。



早く、そういう事に慣れて、あたしからも自然に出来るように。




なりたい、って思う。


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