march forward.
りりかの独り言。

2002年10月19日(土) 全部丸ごと受け止めて

ラブホの話はまた次回で。



今日は、お友達の日記で、すごくいい文章を見たから。(無断転用、ごめんなさい・・・)



「もっと彼を頼りなさい。
 甘えていいんだよ。
 泣いていいんだよ。
 もっと素直に」



あたしは、頼りきれてない。

それは、彼が学生だから。

それは、彼が若いから。



すごく、考えが大人だなぁって感心させられたすぐ後に。

おいおい、君はガキだね・・と思わされる。

それが半々なら。

そんなギャップもいいんだろうけど。

でも、あたしには、「君はガキだね」と思う事の方が多くて。 



子供でも仕方ない。

だって、まだ学生で。

あたしより5歳も年下で。


・・・学生は来年の春に終わるけど。

年齢差は埋まらない。





あたしは、頼りきれてなかった。

子供たちの事にしてもそう。

あいつには話す事を避けてた。

あたしの問題だから、あたしが考えればいい。

あたしが子供たちに対して、こう思っているとか。

こう言う風に考えているとか。

そういう話題はしなかった。

あいつから振ってきても、話題を変えてた。






もっともっと、あたしの事を知ってもらおう。

あたしがどんな人間で。

どんな考えで。

どんな風に思っているのか。



全部、話して、心を開こう。

だって、あいつは、心を開いてくれているんだから。





だから、夜。

仕事終わりにうちに呼んだ。

そして、いっぱい話した。



こうしたい。

ああしたい。

こう思っている。

こんな風に考えている。





あいつの口癖。

「俺はりりかさんの一番の味方だから」




そう言われると、いつもホッとして来た。

あたしは、一人じゃないって思えた。





あたしは、この人が好きで。

この人と離れたくなくて。

この人と一緒にいろいろなものを、もっともっと見たくて。



離婚を決めた。



子供も手放した。



でも。

子供の事を考えない日なんか、あるはずも無く。

あたしも一応、母親なんだから、毎日毎日、考える。

よその子供の声を聞けば、思い出し。

店に来るお子様を見れば、思い出す。

買い物に行っても、テレビを見ても。

子供と関連させてしまう。




このお菓子、好きだったな。

このおもちゃ、うちの子供たちもよく遊んでたな。

こんな服、あの子に似合いそうだな。






そんな風に、毎日いつでも考えてしまう。


「一緒に考えるよ。一緒に苦しむし。一緒に楽しむし。だから、もっともっと甘えてください」





ママは笑っているほうがいい。

笑っているママが好き。




あたしは、笑えるし。

まだまだ、希望だってある。


だから、いつか。

子供たちがあたしと一緒に暮らしてくれるとき。


笑って迎えられるように。

笑顔を忘れないように。




あたしの苦しいこととか、悲しいこととか。


全部あいつに受け止めてもらう事にした。

あいつにとって、多大な負担になるだろうし。

もしかしたら潰れちゃうかもしれない。

でも、あたしは、受け止めてもらう。


共倒れになっても。




あいつは喜んでた。


「りりかさん、やっと俺の気持ちが分かってくれたね・・・」






潰れても。

崩れても。

絶対に手を離さないから。


共倒れ?

なるはずないじゃん。



りりかさんは、俺が絶対に倒さない。


それくらいの、心意気だよ、俺は、ずっと前から。


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