march forward.
りりかの独り言。

2002年09月20日(金) 不倫しよう〜出会って2ヶ月から今。

あたしは、記憶になかった。

もう、覚えてなかった。



でも、あいつに指摘されて、いろいろ聞かされて、記憶の断片がパズルのように埋まって行ったんだ。




あたしたちがメールのやり取りをよくするようになり。

あいつから、「りりかさんが好き」と言われた。

あたしは冗談だと思って、適当にごまかした。

と思っていたんだけど。



あたしはあいつに言ったらしい。


「よし、じゃー不倫する?」





・・・最低。

どんなシチュエーションで言われたのかは、ほとんど覚えてないけど、飲み会の帰り道だったといわれた。




あいつは、一大決心で言ったらしい。

ちょうど、去年の今位か今よりもうちょっと後だったらしい。


胃が痛くなって。

頭も痛くなって。

酒は一気に抜けて気持ち悪くなって。



このまんま、倒れちゃうかも、と思うくらいの意気込みで言ったらしい。




その返事が。

「不倫する?」


あいつはその返事を本気にした。

やったー。

自分は付き合ったんだ。

不倫でも何でも、OKもらったんだー。



けど、それからも普通にメルとも見たいな状態。

職場でも仲間っていう感じ。

あれ?

なんか変じゃない?



そう思って、あたしにメールで聞いた。


「なんか・・メルとも見たいな関係ですよねぇ?」



あたしからの返事は。

「え?違うよ」


「じゃー、俺の事好きですか?」

「は?そりゃ、仲間だもん、当たり前」

「いや、そうじゃなくて・・・」

「メルともじゃないよ。バイト仲間だよ、友達だよ!」



あたしにこう言い切られたあいつは。






この人、自分で言った事、覚えてないんだ・・・

それとも、はぐらかされているのか・・・?

なんだよ、一人で沈んだり浮かれたり・・・

バカ見たいじゃん。


マジでむかつく。

なんだ、この女。

酔ってたら平気で、「不倫する?」なんて言うやつなのかよ。

最低じゃん。

ふざけんな!!!!



とか思ったらしい。





でも、あいつはあたしを嫌いになれなかった。

何だか分からないけど、一緒にいるだけで凄く安心する存在になって。

その空気が大好きで。

傍にいたい。


そう思うように、どんどんなって行ったらしい。





好きで好きで仕方ないから、あたしをよく見るようになり。

よく見ているから、あたしのちょっとした変化も感づいてしまう。

そんなちょっとした事を気づいてくれるあいつをあたしは気になりだし。




気がついたら、あたしも好きになってたんだ。




そして、今年の1月28日。






出会ってから半年。

あいつがあたしを想うようになってくれてから、4ヶ月。



あたしたちは、付き合うようになる。


それからさらに8ヶ月近くたった今。

今もあたしたちは一緒にいる。



これから先?

分からない。

でも、一緒にいられたら、いいな。と思う。



離れて暮らす。

違う事する。

生活が別になる。



いろいろなことあると思う。




でも、一緒にいられたら、いいな。


と思う。





あいつは。






来年、実家に帰ります。


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