昨日の日記を読んで、いろいろなメールが来ました。
励ましのメールもあり、明らかに怒っているメールもあり。
そんな中で、怒っていらっしゃるけど。
とても静かな口調(文章)の方のメールがありました。
返信を日記で。
と、あったので、載せさせて頂きます。
>>りりかさん
>>今まではずっとずっとあなたの日記を応援しながら読んで きました。 「罵倒メールが来た」と日記に書いてあったときは、何度 も「そういう人は嫉妬しているだけだから、気にしない方 がいいですよ」ってメールしようと思いました。 ほんとに、私はあなたのこと、応援して、心配して、ずっ と気にしていました。
ありがとうございます。
>>でも、今日の日記を読んで、もう応援できなくなりまし た。
>>離婚に同意したご主人の前で、彼とメールするって、あな たの神経はどうかしています。
>>自分が、ご主人の立場で同じことをされたらどんな気持ち がしますか?
とても、悲しい、辛い、気持ちになると思います・・・
>>ご主人には色々恨みつらみがあるんでしょうけど、それは 本当に人の心を踏みにじる行為です。 ご主人に罵倒されても仕方ないんじゃないですか。 それくらいの、ひどいひどい行為です。
今思うと、本当にそう思います。
>>それを逆ギレして、罵倒し返すって、あまりにもご主人が かわいそうです。
>>あなたは、人の心を踏みにじる行為をしても、それに気づ かない人間なんですか。 そう思うと、今まで応援していた自分が馬鹿らしくなりま した。 日記では離婚にいたったのは、不倫に走ったのは理解のな いご主人のせいみたいに書かれているけど、そんな人の心 をめちゃめちゃに傷つける行為をしながら、その行為のひ どさに気づかない無神経なあなたなら、あなたにもいっぱ い悪いところがあるんじゃないんですか。
あたしにも悪いとこ、もちろん、あります。あたしは、一方的に、だんな様が悪いと思った事は、今でもありません。あたしのわがままさ、勝手さ、我慢のなさが、こう言う結果になった事も、分かっているんです。
>>今までは、夫婦関係においてあなたが被害者だと思ってい たけど、あなたの行為を見る限り、そしてその自分の行為 に対する意識のなさを、意識しないままに日記に書いてい るあなたを見る限り、ご主人も十分被害者です。
意識しないまま、じゃないんです。あたしは、ここでは全部出そうって思っているんです。思ってる事、あった事。奇麗事ばかり、自分に都合が悪い事は書かないと思えば、いくらでも日記の中なんて、出来るんです。でも、あたしは、もちろん罵倒メールもたくさん来るだろうな、と思いつつ、載せました。叱って欲しいのかもしれませんね。または、第三者の冷静な目から見た場合の意見を、聞きたいのかもしれません。
そして、だんな様は、もちろん被害者です。あたしの、勝手な行動で、人生を大幅に狂わされた、被害者だと、あたしも承知しています。あたしは、どんなにいろいろな事(今までのだんな様との辛い生活とか)を差し引いても、加害者なんです。倫理観がない事をしたのは、あたしですから。
>>このメールに対する返信は、できれば日記の中でしていた だけませんか。 きっと、同じようにあなたの行為に、ご主人が感じた痛み の何分の一かを感じて、心を痛めた人がいっぱいいるでし ょうから。
そうですね。
前に、だんな様に不倫されていて、苦しんでいる方から、メールを頂きました。結婚する前、付き合い初めからずっと、だんな様に他に好きな人がいたと言う方でした。
だから、りりかさんに言えるのは、ちゃんと綺麗さっぱり別れてから、彼とでも何でも、一緒になってください、平行で付き合わないでください。と言う事でした。
自分が同じような事をされている。自分は、りりかさんのだんな様の立場ですって。あたしの日記を読んでいて、苦しいって書かれていました。
昨日の日記を読んで、ますます不快になった方も、大勢いるかもしれませんね・・・
ただ、あたしがいいたいのは。
ここが、いくらネット上の公開のものだとしても。
「日記」であると言う事。
ランキングを気にしすぎて、思った事を書けない時期がありました。
罵倒メールが怖くて、自分がしたひどい事を書かない時期がありました。
自分が思った事。
感じた事を、書き綴って行きたい。
そして、誰かの目に触れて。
それは、あたしが全く知らない誰かで。
あたしの事を全く知らない誰かで。
共感されたり。批難されたり。
そう言う事があるから、あたしもまた違った観点から見る事が出来る。
ここで、日記を書いて、あたしはずいぶん、いろいろな事を考えさせられ、お友達も出来て、よかったって、思っています。
見られていると言う意識を持ち。
なおかつ、素直に吐き出せる場所。
それが、ここなんです。
ネットと言う、匿名性の高い場所だからこそ、出来るのかもしれませんね。
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昨日、夕方前に、実家から帰宅しました。
だんな様はいませんでした。
自分の実家に戻ったみたいでした。
掃除がしてあって、洗濯ものがたたんでありました。
きっと、だんな様なりの、謝罪の気持ちなんでしょう。
でも。
あたしに謝罪する必要なんかない。
あなたは、悪くない。
たたんである洗濯ものを見たとき、自然に涙が出ました。
あたしだったら。
あたしが、だんな様の立場だったら。
こんな風に、出来ない。
そう思いました。
今更ながら。
立派な人だったんだと思いました。
考えて見たら。
妊娠が発覚したとき、だんな様は19歳で、定時制の高校生でした。
卒業まで後ちょっと、と言う時期でした。
バイトしてただんな様は、すぐに仕事を見つけ(ちょうどバブルがはじける直前だったので、就職は楽に見つかりましたが)、あたしとお腹の子供を守ろうとしてくれました。
いろいろとありましたが。
あたしと子供たちの生活を守るためだったら、どんな事でもしてくれました。
それなのに、あたしは、仕事仕事、と言うだんな様に疲れていました。
だんな様も疲れていたのに、あたしばかり疲れているように思えてなりませんでした。
かまってくれない。
会話もない。
だからといって、外にも出してくれない。
あたしばかり辛いように思えていました。
そして、勝手に面接に行って、無理やり納得させて、仕事を始め。
仕事が面白くなり。
今度は逆に、あたしが仕事と家事の両立に疲れ始めて。
気がついたら、だんな様を見ていませんでした。
そして。
あたしの気持ちが他に行ったのは、今から6年前です。
そのときも、離婚話が出ました。
いっぱい話し合いました。
あたしが嫌だと思ったところも、いっぱいいいました。
そして、あたしたちはやりなおす事になりました。
ただ。
あの時と今、違うと言えば。
あたしは、あのときの彼を、好きで好きで仕方がない、と言う思いではなかった。
ワクワク感。
ドキドキ感。
そんな気持ちだけ、楽しんでいました。
だから、だんな様とセックスも出来たし。
全然割り切れていました。
ばれてしまったとき、あたしは自由になりたい一心で。
このトキメキ感を失うのが嫌で。
そんな気持ちだけで、離婚を考えました。
でも。
離婚する、となったら、突然相手に対して、余り感情がない事に気がつきました。
自由に会える、と分かったら、楽しいと言う気持ちが薄れて行くのが分かりました。
あいつとあたしの関係が、ゆっくり回る観覧車だったとしたら。
その彼とあたしの関係は、ジェットコースターでした。
そんなときに、友達に質問されました。
「もしも、船の事故かなんかで、海に投げ出されて。一人分しか摑まれない板があったとしたら。彼はりりかに渡すかなぁ?自分はいいよ、って、言うかなぁ?逆に、りりかは彼にその板を渡せるかなぁ?」
答えは、見えていました。
同じ質問を、ずいぶん後になって、だんな様にした事がありました。
だんな様は笑いながら。
「順番こで、摑まろうか?疲れたら、交代、見たいに。それまでは泳いでしのごうよ、助けが来るまで」
と、いいました。
きっと、だんな様はあたしに板を渡すと、そのときあたしは、思いました。
あたしも、だんな様に渡そうと思いました。
時間は流れて。
今、あたしは同じ質問をされて、だんな様に渡すか?って言われたら。
あの、6年前に答えた事と、同じ。
「りりかは、彼に渡せるの?」
「渡せない。だって、感情がないから」
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