昨日は、余り時間も無く。
ちゃんとした話も出来なかったし。
午前中は病院に行って、病院まで迎えに来てもらって、あいつの家に行った。
あいつんちについたら、冷蔵庫の中に、ゼリーとヨーグルトがいっぱい入ってて。
「ねぇ、賞味期限とかあるんだよ?」
って、軽く突っ込んでおいた。
おかゆを作ってくれた。
一口くらいは、食べれたかな。
あいつは、学校を辞めるとか言い出した。
そして、こっちで仕事が出来るように、手配するとか言い出した。
あたしは、それだけはお願いだから、やめてと言った。
離婚するにしても、すぐに君とは暮らさないよ?
何で?
やっぱり・・・子供たちだって、戸惑うでしょ?両親が離婚した。はい、新しいママの好きな人です。なんて。
そっか・・・
うん。
じゃ、どうやって生活するの?
働くよー!
そんな体で?
頑張る!母もいるし、妹もいるしね。
俺がいるから、とは、言わないんだ?
精神的に、支えてよ。
そんだけ?
それで充分だよ。
あいつは、しばらく考え込んでいたけど。
なんとなく、納得したみたいだった。
そして。
「あと半年ちょっと。ちょうど俺の卒業と、りりかさんの再婚禁止期間が終わるころ。一緒に暮らしてくれますか?」
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