march forward.
りりかの独り言。

2002年08月11日(日) 花火大会

一日ずれちゃったけど、花火大会の話。

ものすごーく、混んでて、電車に乗るのに並んで1時間待ちとか。(決して電車が来ないんじゃなくて、乗れないの。電車に・・・長蛇の列で)

あたしは、浴衣だし(生まれて始めて着て歩いたんだし)、下駄だし、もう苦痛・・・

いっぱい歩いて、やっと見れた花火は、想像以上に凄く綺麗で、感動しました。

こんな綺麗なのは、横浜の山下公園の花火大会以来(15年くらい前見たんだけど・・・)




花火を見ているときに、あたしが大きいのとか綺麗なのとか見るたびに拍手して騒いでいたらあいつが、

「俺の地元のは、もっともっとでかい!」

とか言い出して、

「絶対に凄く感動するから、行きましょう!」

なんて、しつこく言われた。

しまいには、友達にまでメールして、日にちまで聞きだしたりして。

最初は笑って「行けたらいいね。見て見たいなぁ」とか言ってたあたしも、だんだん本気モードのあいつに焦って来た。

だって、絶対にそのまんま地元の友達に会わせられるだろうし、もしかしたら、あいつの・・・



「それで、俺の実家に寄りましょうよ」


来た来た・・・言うと思ってたよ。



「いや、でも、やめようよ、熱海に行くんでしょ?旅行があるんだし、あそこで花火見るんだし」

「それもいいけど、地元の花火もね・・・」

「うーん・・・」

「さっき、見たいって言ったじゃん!」

「言ったけど・・・(本気じゃないと思ってたし、いつかねって話だと思ってたんだもん)」



そのとき、友達からメールが帰って来ました。

日にちは16日。



OKOK!!

「あたし、仕事だわー。行きたかったんですけどー」

「・・・。今ホッとしてるでしょ?」

「してる!」

「最低ー」

「最低で結構です。だいたいねぇ、なんであたしが君の実家に行けるのよ?おかしくない?おかしいよ!」

「構えすぎ」

「構えすぎじゃないの。あたしは独身じゃないんだし」




だんだん声が大きくなって来て、周りの人が見てたので、やめました。




いつか、行けたらいい。

そう思うのは、本当。

でも、今は。

無理だって。

構えているとかじゃなくて。

行けないんだよ。



そのいつかが、いつになるのかは、分からない。

でも、遠い未来見てたら、近い未来にまで不安ばかり感じてしまう。

すぐ近くの未来にまで、不安を感じたら。

きっと、未来だけじゃなく、今も不安になって、一緒にいる事も不安になる。

だから、楽しい事ばっかり考えたい。



別に、罪悪感が消えたって訳じゃない。

いつだってあるし、いつだって、考えている。

罪悪感は、だんな様に対して。もちろん、子供に対して。

で、普通にだんな様のいる家に帰って行くあたしを送る、あいつに対しても。



いっぱい苦しんで、泣いたり、騒いだり、どうしたらいいのか分からないで、あいつにあたったりしてきて。

きっと、自分で自分を追い込んでいたんだと思う。

あいつはいつだって、「離婚して欲しい」とか言わなかったし。

「帰らないで欲しい」って言葉は言った事あるけど、本当に帰さなかった事も無かった。




俺が経済力ついて、そのときまだ。

まだ俺の事好きでいてくれたら。



一緒に暮らしてください。




時間を、与えてくれている。

あたしに考える時間を。

ゆっくり先を見ていいんだよって言う時間を。








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最近、時間が無いように感じてしまう。

時間が、どんどん過ぎて行ってしまって、どうしようどうしようって、思ってしまう。

こんな、ぶらぶらなの、だめなんじゃないのかなぁって、思ってしまう。






花火みたいに、ものすごく綺麗で。

ずっと記憶に残ってて。

綺麗だったなぁって、思い返せて。



あたしたちの関係はそんな関係なのかもしれない。



一瞬で終わってしまうけど。

いい所ばかりが記憶に残る。


そんな関係なのかもしれない。


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