march forward.
りりかの独り言。

2002年02月10日(日) 安心感

ずっと睡眠時間が2時間とか3時間(しかもトータルで)の毎日が続いていた。
うとうとしても、不安になる。
仕事にもだんだん支障も出始めた。
午後の金銭管理の事務仕事中、うとうとして細かいことが出来なくなるのだ。
どうしよう、睡眠薬でももらって来ようか。。。本気で考えていた。
「あたし、実は眠れないの」
彼に、全部話して見た。
あの事故以来、不安で不安で眠れない。それが苦しい。
あいつは、何も言わずいつもよりちょっと優しく抱きしめてくれて、ずっと髪をなでてくれた。
「大丈夫、一緒にいるときに事故なんかありようが無いし」
あたしは、すっごく安心して、そのまま眠ってしまった。
気がついたら眠る前と同じ体勢のまま、彼はあたしを抱きしめてくれていた。髪もなでて。それで、無邪気な彼の笑顔がやっぱりあった。

こんな小さなことが、すごく嬉しい。安心する。
あたしは、彼の全身で受け止めてもらっている。
それは、もしかしたら、凄い大変なことなのかもしれない。
でも、彼は文句を言わないどころか、それが嬉しいと言う。
いつか、つぶれちゃうんじゃないか。あたしの重みに耐えられないんじゃないか。
そんなことをよく考える。
それでも、あたしは彼によりかかり。彼は喜んで受け止めてくれる。

ねぇ。いつか、あたしが重くて重くて仕方なくなったとき。
あたしをつき話していいんだからね。
本当に。それでも、あたしは、あなたを恨まないから。


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