またも出張で関西に行く。今回は同期と一緒に向かう。一人だと退屈な新幹線も、知り合いがいるだけで随分違う。
彼とは部門が同じで、職場もそれほど離れていない。顔を合わすことも多いが、かといって毎日会うわけでもないという間柄。近況報告やら、周りの同期の話で盛り上がる。東京の同期が随分前に彼女と別れていたというちょっとびっくり。そんなに早かったとは。
そんな日常会話の途中で、我が社の将来の話があがった。まぁ、そこそこに古く名のある会社だが、個人的にはやっていることに比べて給与水準が高すぎる感がある。将来的には立ち行かなくなってくるのではないかという気はするのだが、問題はそれが10年先なのか、20年先なのか、といったところ。20年なら一番大変な時期に肩を叩かれるのではないか、とか30年先ならなんとか逃げ切れるかも、とか。
正直なところ、本当にやりたいことが見つかったならそれに邁進したいとは思っている。もちろん、今の仕事がやりたくないというわけでもないのだが。一度きりの人生なのだから、好きにやりたいと思うわけである。
息子が生まれた一家の大黒柱とは思えぬ発言。
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