2005年05月16日(月) |
ヒタヒタと忍び寄るグンクツの音・・・。 |
今日は、佐佐木幸綱選に不気味な歌が3首。
◆ ほど近く兵器工場もありと聞く平和町なるバス停に佇つ (横浜市 山田一人)
◆ 戦跡の惨さにわれら声もなく外に出ればぎらぎらホーチミンの夏 (蓮田市 黒須香代子)
◆ タクシーの運転手が急に嗚咽(おえつ)する沖縄戦を語りいるうち (那覇市 永吉京子)
※常連投稿者の作品。タクシーの運転手って何歳だよ。実際に沖縄戦を体験してはっきり記憶している人なんて相当な高齢のはずだが。そんな人で今もタクシーの運転手やってる人なんてそう何人もいないはずだけどな。仮にいたとしても、客の前で嗚咽するような運転手に遭遇する確率ってどのくらいだ?・・・すご〜く嘘臭い歌ですね。 私が沖縄で乗ったタクシーの運転手さんは、娘の旦那が米兵で、今度アメリカに娘夫婦を訪ねるんだと嬉々として話してました。60年も前の過去を引きずって生きてるプロ市民好みの沖縄県人など、そんなにたくさんいやしないのです。 |
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