2005年03月21日(月) |
【臨時企画】赤旗歌壇は九条ワールド♪ |
今日の朝日歌壇には、せいぜいこれ1首しか目ぼしいものはなし。
◆ 我ついに一首たりとも採られずも近藤選のなきを悲しむ (三郷市 岡崎正宏 永田和宏選)
※近藤なんぞに気に入られなくて良かったでしょうが。近藤に採ってもらいたかったのなら、当サイトにあるようなサヨ的電波歌を投稿すればよかったのです。選者にすら意味が分からないような歌であっても、日本を貶す内容でありさえすれば採ってくれましたよ。貴殿は修行が足りません。 それにしても、こういう歌の何がどう面白いのかちっとも分かりませんが。
朝日が今ひとつなので、最近の赤旗歌壇をご紹介。 共産党では、昨今の改憲の動きに対抗して「九条の会」運動に取り組んでいます。賛同人には大江健三郎、小田実、加藤周一らのほか、何と、朝日歌壇の選者・馬場あき子の名も見えます。 そんな中での赤旗歌壇です。日本全国の下っ端党員の皆様も、党から課せられる「赤旗」販売部数のノルマに苦しみつつ、日々熱心に運動に取り組まれている様子が垣間見えます。ひたすら憲法九条九条九条!
3月6日(日)しんぶん赤旗日曜版 歌壇(選者:山本司)
● 九条を守る集いで胸うたるジュニア・コーラスの平和のうたごえ (山梨県 小松幸男)
※将軍様の前で歌うたっている、張り付いたような不気味な笑顔の子供たちを連想しますね。
3月15日(火)しんぶん赤旗 歌壇(選者:田中収)
● 九条を守りて戦阻まんと寒さ堪えて街頭に立つ (大分県 田中仰美)
● 玄関に置きし九条のアピールは来訪の人等で署名がうずまる (岩手県 水城昭治)
● 髪薄き吾皺増えし妻共に反戦平和の輪の中にいる (東京都 望月廉一)
● 誰が為の傷痍か隻眼に涙ため平和署名を友も応じる (兵庫県 河上政治)
● たたかいはこれよりと老うる背伸ばしゆく暮らし守らん二月の夜のデモ (埼玉県 炭谷素子)
【今週のおすすめ本】
中国利権の真相―“赤い貴族”に群がった日本の政・官・財・メディア 別冊宝島Real (060)
「反朝日的推薦図書」にもUP。不勉強なことに私は最近までこの本を知らず、先日古本屋で見つけて買って読みました。はああ〜〜、と溜息の連続。日中関係を語るには、朝日とサヨクだけ叩いていればいいのではないのですね。もっと複雑で真っ暗で奥深いものがあるのです。政・官・財のこんな利権のからくりが! これを読めば、そもそも対中ODAはどのような経緯で始まったのか、なぜ歴代中国大使は売国奴ばかりなのか、なぜ財界首脳が小泉首相の靖国参拝に反対するようになったのか・・・ということが良く分かります。
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