2005年03月13日(日) |
核兵器の在る証にて半島に詣でるチョンは引きも切らざり |
北朝鮮の核開発など見ざる言わざる聞かざるで、核廃絶を訴えるダブスタ朝日。
◆ 核兵器の在る証にて慰霊碑に詣でる人の引きも切らざり (広島市 吉光義雄 佐佐木幸綱選)
【選者の評】この世界からすべての核兵器がなくならないかぎり、の意味と読む。
※選者もずいぶん苦しいフォローしてますなw。そうだよなあ、この歌を素直に読むと「そこ(広島原爆慰霊碑)に核兵器が(今現在)在るから(それを拝むために)人が詣でる」という意味に取れるもん。だから題名のような使い方↑こそが正しいのです。「証にて」などと言うべからず! 基地外投稿スレでもかなりの常連君であるらしいこの作者、日本語が下手すぎるのでしょう。言葉が下手というのは、普通なら文芸作品としては致命的欠陥とみなされるのでは? 内容さえ朝日好みならばOKのようで。
◆ 人が人を殺す道具の改良にカラシニコフは命かけしと (浜北市 太田忠夫 永田和宏選)
【選者の評】カラシニコフだけでなく、技術の発達のある部分は、人殺しに深く関わっていた。
※2004年2月以来のカラシニコフネタ。しばらく前の朝日新聞連載を単行本化した松本仁一著『カラシニコフ』(朝日新聞社)の宣伝を兼ねてこんな歌を掲載ですか。 カラシニコフ(AK47)の「改良」については言及しても、「製造」「使用」の方に命かけてた国↓についてはどっかへ置き忘れているので? >AK47は、旧ワルシャワ条約機構に属していた東欧の国々にも導入され、 >東ドイツ、ハンガリー、ポーランド、ブルガリア等の国で >AK47と同等の銃が製造された。中国や北朝鮮等でも製造され、 >共産圏で使用される軍用ライフルの代表格となった。
◆ 十年は皇軍の基地六十年経てども沖縄は米軍の基地 (浜北市 太田忠夫 馬場あき子選)
【選者の評】時代が変わっても変わらぬ沖縄の悲苦を指摘。
※そりゃ沖縄に基地はありますよ。軍事上の要衝ですから。中国が沖縄近海をうろうろして台湾侵攻までほのめかしている限り、これからもずっと基地はあるでしょう。基地があること自体が悲苦だというなら、米国やロシアや中国等の、世界中軍事基地がある場所はみんな悲苦なんですかね。
◆ 自衛隊の派遣の討議つづきおり射撃の砲音那岐(なぎ)に轟く (岡山県 有元文子 佐佐木幸綱選)
※岡山県の那岐山麓にある自衛隊日本原演習場を詠ったもの。派遣の討議なんて続いてたっけ? イラクでは日本の自衛隊が一番期待されてるっていう世論調査も出てしまい、イラクへの派遣の是非なんてとっくに決着ついてると思うんですけど。
ここぞとばかりにフジ批判?
◆ この国にマネーゲームはそぐわぬとライブドアを叩きて叫ぶ (川崎市 池田功 佐佐木幸綱選)
※「ライブドア」の「ドア」に、言葉の通りの「扉」という意味をかけているという、面白くもない単なるダジャレの歌?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 以上が朝日歌壇の作品です。 今週は久々に毎日歌壇も覗いてみました。共産党シンパの小市巳世司の選2首。
● キムチ臭いと言へば味噌汁のにほひすと言ひ返されたる京城遥けし (島原市 増田安治)
【選者の評】共存の為には他を責める前に自照する大切さを喩したものでもあろう。
※まあ電波とまでは言いませんが・・・。2ちゃんねるハングル板住人の私としては面白かったのでUP。 「京城」を訂正も注記もせずにそのまま載せているだけでも、毎日は朝日よりはマシですな。朝日は『AERA』において小牟田哲彦著『鉄馬は走りたい―南北朝鮮分断鉄道に乗る』を紹介するにあたり、在日団体の不当な圧力に屈して、首都ソウルの旧称「京城」を差別語認定しましたから。
● 目のない子手の欠ける子が生まれると言うイラクむしばむ劣化ウラン弾 (砂川市 辰川英俊)
※いまどき珍しい劣化ウラン弾ネタですなあ。この作者は北海道の大学教員で、小市巳世司選の常連投稿者のようです。基地外投稿スレにも登場の過去あり。
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