2004年03月07日(日) |
【朝日川柳】ブルーリボン運動が気に入らない朝日 |
本日付の朝日川柳、3句目。
● 青リボン黄色いハンカチ赤い紙 (北九州市 坂口亜貴緒 大伴閑人選)
【選者の評】しず心なく。
※拉致被害者救出を願う青リボンを、なぜ自衛隊員の無事を祈る黄色いハンカチや召集令状の別名である赤紙に結び付けるのだ。北朝鮮に拉致された人々は、国際貢献するために国から派遣されたのでもなければ、国の戦争のために出征したのでもなかろう! 言っていいことと悪いことがあるぞ! 朝日は拉致被害者と家族を何度傷つければ気が済むのだろうか。
そもそも、選者の評「しず心なく」とはいったいどういう意味か。「しず心なく」といえば「ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ」を想起するが・・・。 「青リボン&黄色いハンカチ」=「赤い紙」=「花が散る」=「戦死&グンクツの音」と連想して、自分の気に入らないブルーリボン運動や黄色いハンカチ運動に、きな臭いイメージを塗りたくりたいのだろう。
もっとも、作者本人は過去の朝日川柳入選作に >2003.11.30 朝日川柳 >家計簿の赤字で銀行黒字にし(北九州市 坂口亜貴緒)
というのがあるところを見ると、今回の作も単に「青、黄、赤」の3色を上手く揃えてみました、という軽い気持ちだったのかもしれない。しかし全くジョークになっていない。笑い事で済まされることではない。
よく見ると他にもひどい句があるな。
4句目「人のふり見てもわがふり直さない」。選者の評が「秘書給与ネコババ」。山本譲二と佐藤観樹について言ってるんだろうが、朝日の贔屓にしていた辻元清美の時にはこんなふうに言ってたかね〜?
7句目「養鶏の社長じゃ惜しいと永田町」。民主的な選挙で選ばれた国民の代表が集うのが永田町であろうに。自分の支持する政党が選挙で大敗したのがよほど悔しいのだろうか。
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