アナン発言を受けた作品はまだ登場していない模様。相変わらず派兵反対ばかりです。

◆　モンゴルの横綱豆撒く節分会日本自衛隊はイラクへ急ぐ
　　　（東京都　佐々正　佐佐木幸綱・馬場あき子選）

　【選者（馬場）の評】質の異なる二つの事実を対照させ、スポーツで親和交流できる世界がまだあることに歓びを感じているのだろう。

　※日本とモンゴルは遠い昔の元寇以来戦争はしてませんし、今現在二国間には領土問題その他の懸案事項もありません。モンゴルは政府も国民も親日的な国であり、両国が親和交流するのは別に不思議でも何でもありません。
　それとイラク問題がどう関係があるのでしょう。「質の異なる二つの事実を対照させ」といいますが、本当に全く関係ないものを２つ並べて、いったい読者に何を訴えたいのでしょう？
　そもそも自衛隊がイラクへ行くのも、イラクの復興支援に行くのであって戦争しに行くわけではありませんが。朝日は韓国軍については「平和定着」に行ってると書いてるくせに、同じことをしに行っている日本の自衛隊についてはなぜこうも悪く書くのでしょうか。


◆　見限りて捨て得る故国にあらざればまた思いおり派兵の起点
　　　（アメリカ　吉富憲治　島田修二選）

　※そうだよな、宮中歌会始に入選して天皇陛下に拝謁まで賜っておきながら、日本に足向けて眠れるわけないよな〜？　


◆　若きらは撃つな！殺すな！死ぬな！との派遣の命に小銃重し
　　　（越谷市　佐藤正勝　島田修二選）

　※テロリストに対しては「自衛隊員を撃て！殺せ！自衛隊員氏ね！」と言いたいんだろ？　何しろ自衛隊員の墓標のイラストを肥欄に堂々と載せて「葬式ごっこ」をしていた新聞だもんなあ。



◆　あなたには迷彩服は似合わない非戦の誓いの白いシャツがいい
　　　（神奈川県　宮島郁子　近藤芳美選）

◆　「むらさめ」の派遣されそうな寒き街キャンドル持ちて女らは立つ
　　　（横須賀市　梅田悦子　近藤芳美選）

◆　始まりはこう速やかに戦後史を塗り替えていく生き残り者
　　　（東京都　寺島愛子　馬場あき子選）