2003年04月28日(月) |
【臨時企画】『しんぶん赤旗』歌壇を読んでみよう |
朝日歌壇はしばしば「これは赤旗の歌壇のようだ」などと言われたりします。とはいっても、そう言う人の中で赤旗の歌壇など実際に読んだことのある人はほとんどいないでしょう。赤旗を読んだこともないのに赤旗に似てるなどと知ったかぶりをしてはいけません。たまたま昨日(4月27日)付の『しんぶん赤旗』が手に入りましたので、今日はその赤旗の「歌壇」をご紹介します。
赤旗の日曜版には『読者の文芸』という短歌・俳句・川柳の投稿欄があり、短歌は月3回掲載されます。朝日と同様、サヨク的時事ネタがちらほら見られるようです。
4月27日(日) 【短 歌】(選者:日野キク)
全13首のうち6首までがイラクネタ。
▼ 紅梅のふかき色もつ枝かざしイラク反戦の集いに急ぐ (岐阜県 土屋加母子)
▼ 反戦の声を世界にアメリカにこぶし突き上げわれらは歩く (鳥取県 小川しのぶ)
※とっくに終わったイラク戦争の反戦デモやるくらいなら、核持つな、拉致被害者帰せって、朝鮮総連の前でこぶし突き上げてみろよ。何しろ同日の赤旗紙面によると「北朝鮮の無法・テロをもっとも厳しく批判してきたのが日本共産党」なんだそうだから。党挙げて総連取り囲んで「人間の鎖」でもやれよ。
▼ イラクの子に摘んでやりたしレンゲ草反戦デモにわれは手を振る (大阪府 平井つゆの)
※同胞の日本人が拉致されたのにはまったく無関心なくせに、見たことも行ったこともない遠いイラクの子にはこれほどまでに憐れみを向けるサヨ。
▼ さくらひらくうらうらの中砂嵐のイラクの映像忘れることなし (千葉県 小金美津代)
▼ 巨大なる煙が市街を覆いゆく映像にも恐怖の湧かざる怖さ (大阪府 金忠亀)
※なななななんと、朝日歌壇の基地外常連・金忠亀は赤旗にも投稿していました。在日朝鮮人と日本共産党とはやっぱり仲良しこよしじゃねーか。何が「北朝鮮をもっとも厳しく批判してきたのは日本共産党」だ〜? イラク爆撃映像を肴に酒飲んでるほど魂の腐ったこの三国人、この歌も酒飲んで酔っ払いながらテレビ見て作ったのでしょう。
▼ 懐かしき文明生みし母なる地ユーフラテスを戦略図に指す (鳥取県 大久保礼吉)
※日本人がユーフラテス文明に対し「懐かしい」という感情が湧くんですかねえ? 私なんぞは黄河文明に対してですらそんなふうには感じません。ユーフラテスだのエジプトだのなんて、まるで異星人の文明のようです。普通の日本人なら例えば昭和初期の街並とか農村の風景とか、せいぜい明治以降の近代文化文明とかに対してじゃないと「懐かしい」とは思わないんじゃないの? 無理して作ってるのが見え透いた一首。
|