朝日歌壇鑑賞会【今週の作品】
@∀@)今週も電波ゆんゆん、朝日の基地外歌壇

(朝日川柳や他紙の歌壇も取り上げることがあります)

2003年05月05日(月) 「死ぬほどの後悔」しているのはアンタラでしょ。

とっくに「戦後」に移行している今なお、イラク戦争ネタでウジウジと負け惜しみを言いつづける人々。

◆ 戦争を知らぬ我らがテレビ見て戦争しか知らぬ子らを見ている
   (埼玉県 根岸優子 佐佐木幸綱選)

 ※アメリカのおかげで戦争は早期に終って、フセイン政権は崩壊しましたので、イラクの子らにもようやく平和が訪れました。よかったですね。

◆ 月満たず子を生ましめし母たちの夜を轟きぬイラク空爆
   (フランス 美帆シボ 近藤芳美選)

 【選者の評】アメリカ軍の空爆を予想し、その始まる前に、イラクの女らはそれぞれに、人工的な方法で自らの出産を早めたという。戦争は結局は少数の権力者らによる愚かな野望である他はない。

 ※フセインという愚かな権力者が24年にもわたる圧政を敷き、クウェートを侵略し、大量破壊兵器を所有した結果がこの戦争だったのですが。「侵略されたら戦わずに降伏する」(「サンデープロジェクト」における水島広子の発言)のがサヨの鉄則なんでしょうから、空爆される前にフセインがとっとと降伏すればよかったのではないでしょうか。なお、ブッシュはサヨどもの期待&予想に反して、戦争を極力短期間に犠牲者を少なくして終らせた名指導者だったと思われますが。

◆ 泣き叫ぶイラクの子らへの攻撃にどこかできっと加担している
   (横須賀市 梅田悦子 近藤芳美選)

 ※イラク攻撃に反対した人々は、フセイン政権延命とクルド人虐殺にどこかできっと加担したのです。北朝鮮を擁護しつづけた進歩的文化人たちは、横田めぐみさん拉致や北朝鮮国民の飢餓にどこかできっと加担したのです。

◆ 二十四年の君臨むなしフセインの夢の廃墟にひなげし紅し
   (川崎市 松並善光 馬場あき子選)

 ※フセイン一人の夢のために、この24年間にイラク国民10万人が犠牲になったのですが。フセイン政権崩壊がそんなに悔しかったので?

◆ 死ぬほどの後悔することあらざるや攻撃命令下しし人に
   (春日井市 伊東紀美子 島田修二選)

 ※この歌がいつの時点で作られたものか知りませんが、少なくとも戦争が短期間で終結した現在、アメリカは後悔どころか祝杯をあげていますが。今後悔しているのはフセイン政権の中枢にいた人々と、戦争の泥沼化を予想したアカヒ新聞と、仏独の掌で反戦運動に踊らされた人々ではないでしょうか。

◆ イラク戦争の過程の中に反感と同意もち読む「暗黒日記」
   (茅ケ崎市 相澤孝七 島田修二選)

 ※「暗黒日記」(清沢洌著)とはこういうものだそうで。安易に第二次大戦と今回のイラク戦争とを結び付けられてもね。時代が全く違うのですよ。


イラクネタ以外ではこんな歌が。

◆ 夕焼色の頬して無心に原爆詩唱えいしよ今反戦の父
   (兵庫県 青田綾子 近藤芳美選)

 【選者の評】作者はかつての女教師。教えるまま、原爆詩集を無心に唱えていた教え子のひとりは反戦の父と今ではいわれるようになる。

 ※日教組先生が自らの洗脳教育の成果を高らかに詠い上げた作品です。

◆ 「水面下」とうも疎まし戦前より公然ともう言われおりたり
   (静岡市 篠原三郎 島田修二選)

 ※何を「言われおりたり」なのか? 主語も目的語もない意味不明な歌ですね。はっきり「これ」と言い切ると突っ込まれるからあえて言わないのでしょう。こんなところも朝日式。


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asapykadan [MAIL]

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