浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2006年05月20日(土) |
ダヴィンチ・コード特番 |
「ダヴィンチ・コード」映画公開直前特番、ついつい見てしまいました。 修復された「最後の晩餐」。 黄ばんだニスを除去した「モナ・リザ」がどのようになるかのシュミレーション。 ・・・修復を終えたミケランジェロの「天地創造」や「最後の審判」のごとく、明るく美しい光と色に彩られた名作たち。 ルネッサンス。 暗黒の中世を越えた、輝く時代にふさわしい。
美術史の世界、その絵画への評価も変わりつつあるんだろうか。 西洋美術史教えてくれはった学長先生、元気でいてはるかなー。
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最近あまり日記を書く元気がなくなったのは、先月ひさしぶりに「架空オープニング」を書いてみたら、そのあとにサンマリノGP。 あー、今回の「架空オープニング」、キレがよくないなーという自覚もあって。 サンマリノだから、セナさんの話題は出るかと思ってたんだけど。 地上波のオープニングで、やられた−!と思ったのよ。
私は、セナを知らない。 たぶん彼を描くことはできない。 泣き崩れるミハエルの姿の映像を何度も挿入されることで、さらにヘヴィにやられてしまった。
・・・ああ、こういう痛みは描けないよなー。 ためらっちゃうよなー。 書いてみようかと思った。 書けなかった。 鳴り響きそうな弦の振幅が、痛みでぶれてしまう。 まだ、私は、その痛みを書くことができない。 その時代を描くことはできない。 そう思ったら、なんだかよけいに書けなくなってしまった。 「架空オープニング」は、地上波オープニングのパロディではじめたのにね。 気負いすぎなのかもしれないねー。
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