あたろーの日記
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2007年02月09日(金) 黒糖みるく

 旧暦12月22日。
 とくべつな出来事も、とくべつ書くようなこともなかった1日。
 そういうのは悪くない。平穏であってよかったなあ、と、定時で会社を出てスーパーに寄ってとろとろ歩いた。

 スーパーマーケットが結構好きです。いろんな棚をゆっくり見て行ったり来たりして、ゆうに1時間はいられると思う。野菜や基本調味料(醤油や酒、みりんなど)は別のところから宅配してもらっているので、スーパーでは滅多に買わない。でも、自分が買わない商品の棚でも見るのは楽しいです。いろんなメーカーの商品を見比べたり、原料確認したり。あれもこれも油断してカゴに入れると、レジで4千円くらいあっという間に行ってしまうので、スーパーでは買い置きのものはほとんど買わずに、2〜3日中に使い切るような量しか買わないようにしています。最近て、「豚丼のつゆ」とか、「炒めご飯の素」まで売ってるんですね。チャーハンなんて、わざわざ「素」買ってきて作るかなー、とびっくりした。にんにくしょうがをみじん切りにして油で炒めて・・・・・味付けは塩胡椒か醤油かカレー粉かはたまた刻んだ梅干しか・・・等々、残り物や自宅にあるものでちゃちゃっと作るのがチャーハンだと思っていたので。昔「ちらし寿司の素」なるものが出てきたときもびっくりしたけど、今はそれ以上ですね。料理って素材や調味料の組み合わせを工夫するのが楽しいはずなのに、もうすでに調味料が組み合わされて特定の料理用に売られているんだから、凄い。たとえばエビチリという料理は、豆板醤やにんにくやしょうがやケチャップや酒やその他の調味料を組み合わせて作るんじゃなくて、「エビチリの素」なる補助調味料??で出来てしまう。これって恐ろしい。エビチリとまではいかなくても、チャーハンとかちらし寿司とか、ほんの20〜30年前まではどの家庭でもはじめから手作りしていた料理が、今はメーカーの用意した「○○料理の素」で出来てしまうなんて。家庭で料理を作る人が外で働いていて忙しいとか、単身者家庭が増えたとか(私もだけど)いろいろ事情はあるけど、でも、同じ名前のつく料理でも、個々の家庭の味ではなく、メーカーの味で統一されてしまうことがどんなに恐ろしいことか。それに、シンプルな、基本の調味料だと、原料を見て吟味して選んで買えるけど(塩は藻塩にしようとか、醤油は国産大豆で○年熟成させた物にしようとか)、あらかじめ調味料が組み合わされてしかも訳の分からないカタカナの添加物をどかどか入れられたものを利用していたら、料理をするほうも、食べる方も味覚が狂っていきそうだし、自分が何を身体に入れているのかを、食べる人は勿論、作る人も知らない、という怖い事態でもあると思う。「○○料理の素」なる製品を次々と売りまくっている大手食品メーカーって、食文化に対する責任を全く感じないのかなー、と不思議に思う。・・・私は、せいぜい、カレーやシチューのルー程度でいいんじゃないかと思うのですが。。
 で、スーパーで、新潟県人の私が最も優越感に浸ることの出来るのが、お酒の棚と、おせんべいの棚の前です。新潟県って、ほんと凄いんだなあって、いつも思ってしまう(^^)。もちろん、お酒もおせんべいも、新潟ブランドを選ぶようにしています。なんだな、単純なお国自慢だなこりゃ。
 最近気になっていたのが、三幸製菓の「黒糖みるく」。昔から大好きな「雪の宿」という、ソフトせんべいに生クリーム味の砂糖がかかっているお菓子の兄弟分で新製品。先日から、「雪の宿」の隣に並んでいるのを見て、気になって仕方なかった。でも、買ってしまったら最後、マラソン大会の前にまたお肉がついてしまう・・・と、我慢していたのですが、今夜とうとう。。。
 美味しいです、とっても。黒糖味のソフトせんべいの上に、黒糖ミルク味の砂糖がかかっていて、食べ出したら止まらなくなってしまいました。
 そんな私は、スーパーのおせんべいの棚で約8割を占める新潟産せんべいを誇りに思っています。
 そんなことで誇りに思う私って単純だなー。

 明日からの連休は、体調整えるために自宅でのんびりします。時々ジョギングの予定。健全に早寝早起きしようと思います。


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