あたろーの日記
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2007年01月28日(日) さん喬を聴く会。

 旧暦12月10日。 
 風邪気味で頭痛がするので急いで書いて急いで寝ます。
 先日日記に愚痴ってしまった件、あれから何人かの友人にアドバイスをもらっているうちに、こんなことでいつまでもイライラしているのは勿体ないや、という気になってきた。腹立たしくはあるけど、自分の人生にとってはたいした問題じゃない。つまんないことしている人間は、放っておけばいい。・・・それでも放っておくのはちとどうかとも思うので、しかるべき筋を通じて対処して貰うことに。
 やっぱり、感情的になっているときは、信頼できる友人達の考えを訊いてから行動したほうがいいみたいだ。物事を自分とはぜんぜん違う方向から見てくれるし。ありがたや。

 今日は友人と「さん喬を聴く会」へ。早いもので、私が参加するようになってからもう9回目。でも会自体はもう20年以上前から続いており、今回が95回目だそうで、凄いなあ。会場の深川江戸資料館も、席が足りずについに立ち見の人が。。。
 今日は、お弟子さんの柳家喬之進「道具屋」、さん喬師匠「妾馬」「雪の瀬川」、ゲストはボーカルグループ流(るう)。
 「雪の瀬川」は初めて聴く噺。さん喬師匠のたっぷり時間をかけて(今回は1時間半近く)演じる人情噺って、もう最高だと思う。雪の降る江戸の夜に自分がいるかのように身震いしてしまった。この人はほんとうに、情景描写が巧い。あたかも目の前にそういう情景が広がっているかのように語る。
 流(るう)は男女3人ずつ計6人の、アカペラコーラスグループ。特に女性のソプラノが身震いするほど綺麗な声。文章ではそれをお伝えできないのが残念です。
 落語会が終わったのは21時半近く。翌日会社でちょっと時間的にしんどいけど、満足のいくひとときでした。


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