ああ。 あさだ。ねむい。 私の快楽年鑑において首位を守るのはいつだって、朝方の長寝・朝の安眠である。 私はアクティブでも、躁病でもないから、朝はうだうだしているのが基本的に好きなのです。 朝っぱらからパキパキ動き回るのは、海外に行った時や、あまりに腹が減った時ぐらいです。 ひとりでふとんに抱きついていると、 「お前は 有限の若さを 無駄に するのか!」と、 手厳しい声が内側から攻め上げて来るので、 ちょっと辛いです。 若くして怠惰を貪るには、共犯者が必要です。 素敵な共犯者に出会えるかどうか、という点で、私はいろいろ恵まれてきたのは間違いありません。 -------------------------------------- 起きたら昼でした。 昼ごはんを食べに行きました。 目当ての店が閉まっています。 小雨です。 また適当に歩きます。 一人芝居をしたりします。 うぎー。 『なんなんだ!何故に世界はこうもXXなんだ!』 劇団員のように商店街で叫びます。 大学2回の頃に観たクラウス・キンスキーの映画が 心に宿っているからかも知れません。 通りがかりの店に入ります。中華です。 えびちり定食(700円)をいただきました。 ごはんは、小さなおひつで、 自分でよそって食べます。 ごはんつぶが めためたになりました。 お茶碗が、めためたなめしつぶで、べたべたです。 昨夜も飲んでて、 冷奴をぐちゃぐちゃに取り崩すものだから先輩が 「もうー!お前は人生を考え直した方がいいね!」 とご立腹でした。 へい。 -------------------------------------- そういえば親しい人から 変な夢の話を聞きました。 「脳梗塞になったら、脳の中で、ごはんつぶのような痛みが起こる」と TVでSMAPの中居くんが言っていた という夢だったらしいです。 ごはんつぶです。 今日のキーワードかも知れません。 -------------------------------------- 昼食の後は、髪を切ります。 どうせ東京とはお別れなので、適当に美容室へ飛び込みます。 店に入るとファットボーイスリムが流れていました。 しかもセカンドアルバムです。小躍りします。 店員に「ワックス使うといいですよ」と 始終勧められ、4時ごろに切り終わります。 寝ていたので、ワックスの話しか覚えていません。 ワックス日和 -------------------------------------- 新宿に向かいました。 家具屋を立て続けに3件回ります。 大塚家具・なんたら、かんたら(名前忘れた) 大塚家具では、写真家の蜷川実花が撮った、超原色フォト・デザインのクッションまくら等が売られていました。 何をやっても許される身分、というものには、とても憧れますが、まくらに写真というのは、やりたいようで、やりたくない・・・いや、どんどんやって下さい。 新宿を歩く、ということで ★リンク;『村上龍の新宿を歩く』 ほほう。 -------------------------------------- タワーレコードで 『Moving Shadow 04.1』 (://70 Minute MIX CD BY TIMECODE) を買います。千40円です。 このシリーズは恐るべき進化を続行中のドラムンベース。かっこよく、男らしいです。スピード感も優れています。 今作は更に、今までより盛り上げ部分の音の広がりが、より壮大になった曲が増えました。いいですね。 夕方18時の待ち合わせで、銀座に向かいます。 色々あって、地下鉄丸の内線に乗るあたりで、色々と泣けてきます。 ああ。 私はなぜ東京と別れなければならんのだろう。 くう。 -------------------------------------- 銀座C9出口で、大学時代の友人、ヨシオ君とマツ君に会います。 非常に多国籍な店に入りました。 マツ君はドイツビールがお気に入りです。私は「エルディアブロ」を頼みます。 ディアブロという名前が好きです。名前とか、外見に惚れて、あとでちょっとうまくいかないのが私の人生です。どうでしょうか。ふん。 ソーセージやオムレツをつまみながら、ヨシオ君の会社とか、会社でのミスの話を聞きます。 「もう要らないだろうと勝手に思って、伝票をシュレッダーに掛けてしまうと後で大変なことになる」というありがたい体験を教わります。 寝る時間を惜しんで、夜中にゲームしてるらしいです。 休日は体力回復のため、ひたすら温存ベースのライフスタイルですが、 交際5年目ぐらいになる おんなと新宿で会うため、 片道1時間かけて外出して疲れてしまうねん的な ことを言うてはりました。 いよっ 花婿! 『せかちゅー』について訊きます。 マツ君は「ドラマしか観てないけど、泣くほど感動した」、 ヨシオ君は「あんなん興味ないわ、綺麗すぎてどうでもいい」 とのことでした。 それはそれは・・・。 -------------------------------------- 場所を移動し、 ★リンク;丸の内オアゾに参ります。 変な小さいカフェ? でコーヒー飲みます。 本業はチョコレート屋でしょうか。スタバのような気の利いたものが無いのは問題であると私は憤り、店員の顔をねめつくすような目で見ますが、相手にされません。 ティーにガムシロップを大量にぶちこみ、『貴族は甘いものが好きでしう!』と調子こいていたら、電話が鳴ります。 せつない電話でした。 私は本当に東京を去らなくてはならないので、こっちで仲良くなった人とは、当分会えなくなるのです。 会って一緒に遊んだり喋ったり、ぐだぐだなことをしたりするのが、当たり前になってしまっていると、それが無くなるのは、とても悲しい。 部屋に陽気なお香を充満させたって、そんなんじゃあかんのです。 あかんちんです。ちーん。 明日も会社か。 何をしているのか段々解らなくなってきたぞちくしょう。 |
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