人生引っ込み思案。俺が蛇口のパッキンを換えようとしたら しづ子(24)が言ったんだ、 『あんた壊すからやめて』って、な。 俺はどこか水道の無い島で お前と・・・暮らしたかったよ、しづ子(24)。 そしたら俺達はパッキン一つで こんなに気まずいやりとりをせずに 済んだのだ、ユー ノウ? あと、賃貸住宅のチラシを見ながら 『これ良くない? なあ良くない?』って 笑顔で語りかけてくれた、まさ美(21)。 『良くないよ賃貸なんかアホや』って 俺が言ったから、ああ、 お前は食パンを食いかけのまま 黙ってしずかになってしまった、おおお、 俺の人生、尻すぼみだ。謝るよアヤワスカ。疲れたんだ・・・。明日は、写真部の飲み会なんだ。Eぐちさん(先輩)と面白い話をするよ。そうだ。 サケを釣った話をしよう。 俺達は良く、サケを釣りに行ったものだ。 俺は先輩の見ている前で、川にでかい石を放り投げた。 先輩はサオを振り回して、きれた。 マー『それ3m以上伸びてるじゃないですか』 Eぐちさん『死ね!!! アホ!!!』 マー『いたたたた、Eぐちさんリールの針が俺の右腕に』 Eぐちさん『これは ルアーじゃボケーーーー!!!』マー『はうあ日本語が いたたたた、いたい!!!』 その時、同級生のしみづ(仮名)は カレー用のめしを炊きながら ベレー帽を被って醒めていた。 そして一言吠えた、 しみづ『サケ早く釣れやコラァ!!!!』「なにがルアーじゃ、なにがリールじゃ、ボケ、ァホゥが」 という文句を飢えた樋熊のように漏らし、 しみづ(仮名)はカレーの火に 冷静にたきぎを くべていた。 俺達は泣きながらサケを釣りました。 そんな昨夏を思い出し。 夢と散る男達のマスラオや サケ釣り上げど ルアー激痛。 化膿どめを たくさん下さい しみづ(仮名)嬢。 |
writer*マー | |
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