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0歳10ヶ月&4歳児子連れシンガポール旅行〜3日目〜
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2008年09月05日(金) |
今日は私の誕生日である!!!!!
んがしかし、なんといっても義両親の還暦祝いがメインの旅行中である。そんな中で「私誕生日なんです」なんて主張するほどアホではない。ひっそり家族が祝ってくれるだけでいいさ、なんて殊勝なことを思っていた。
ところが、唯一私の誕生日を知っているはずの夫から、何の言葉もないのはなぜ!?
とりあえず様子を見ていくことにした・・・。
今日は午前中はちょっとゆっくりし、ホテルのプール&ビーチで遊ぶことにした。ゆうたん、大喜び!従弟たちもいるので遊びがいもあるだろう。しかもこのホテルには子供用のウォータースライダーが3つもあるのだ。
私はえりたんに授乳したりしていたのであまり見ることはできなかったが、スイミングで鍛えているだけあって潜るのも浮くのもバタ足もOKで、ウォータースライダーも全く怖がらず、夫に抱っこされてプールに投げ飛ばされてもゲラゲラ笑っていた。完全に「水は友達」状態だ。いや〜スイミングやらせててよかったわ。逆に従弟(ゆうたんと同い年)はベビースイミングをずっとやっていたのに、3歳でやめてしまったせいか、今では水に顔をつけるのも怖がっていたし、一人でウォータースライダーにも乗れなかった。せっかくベビーからやっていたのにもったいない。
昼は街に出て、シンガポール名物チキンライスを食べた。茹でた鶏肉と鶏がらで炊いたご飯を一緒に食べるという代物なのだが、これまたおいし〜い。とくにご飯が物凄くおいしくて、ご飯だけでも進みそうな勢い。チキンも充分出汁の味がついているのだが、チリソースやオイスターソースや生姜ソースなどにつけて食べるとまた違う味わいでウマウマ♪海外にきてよかった〜♪
午後はチャイナタウンとアラブ人街へ行ってみた。中秋の月餅祭りの時期とらしく、街中飾り立てられていて派手である。
チャイナタウンのグレープフルーツ屋さん、一玉がデカイ!甘くて美味しかった。
夜はセントーサ島の水上ショーを見た。これがまた派手で派手で凄かった。水しぶきドーン!炎がバーン!レーザービームがキラキラキラ〜!最後は花火でドドドドーンババババーン!という感じ。見ごたえがあった。リゾートにふさわしい派手さ。
ホテルに戻り、イタリアンレストランで食事。さて乾杯、というときに隣のテーブルでハッピーバースデーの大合唱が。どうやら子どもの誕生日を祝っているらしい。かなりの大所帯でお祝いしていて、楽しそうだ。夫もさすがにこの大合唱を聞けば、私の誕生日だと言うことを思い出したに違いない。
・・・と思ったのに、何も言ってくれなかった。マジで忘れ去っているのだ!!ということに気づき、愕然とした。
去年までは、日替わりと同時におめでとうと言ってくれたくらいマメな人だったのである。それが、ここまできっぱり忘れ去るっていうのはあまりにもギャップがあり過ぎないか?ショックが大きすぎる・・・。
しかし私のショックなど誰一人知る由もなく、初日にやるはずだった義両親の還暦祝いをやった。ホテルに頼んでアニバーサリーケーキを出してもらったのだ。義両親は喜んでくれて、義父は義母のほっぺにチューまでしてくれた。ホントに仲の良いことで、うらやましい。
隣は誕生日を祝ってもらえる子ども、目の前で還暦を祝ってもらう義両親、そしてまさに今日が誕生日なのに誰からも何も言われない私・・・結構悲しくなってきたが、もう開き直ることにした。誰も祝ってくれないならもういいさ、絶対自分で自分のために何か高額なお土産でも買ってやるんだ。自分しか自分を祝って(慰めて)やれないんだわ。ふーーんだ。33歳おめでとう私。ありがとう私。このやろう夫。
あまりにも悲しかった(というか夫に頭にきた)ので、授乳中は禁忌のアルコールを2杯も飲んでやった!シンガポールスリングはちょっとキツかったけど、まさに苦い思い出となったのだった・・・。
部屋に戻ってからは義妹が一生懸命この旅行のために用意してきた、義両親の生い立ちから孫たちの今に至るまでのスライドショーをDVDにしたものをプレゼントし、鑑賞会とあいなった。私も初めて観たのだが、すばらしい出来で、義両親は感動していた。
こんな風に娘に祝ってもらえてうれしいだろうな。義両親のお祝いをこんな風にしてあげられて本当に良かった。
と同時に、来年の私の母の還暦って一体どうなっちゃうのだろう??いまの断絶状態が続けばどう考えたって和やかに祝う会みたいなものを開く余地はないだろうし・・・。
こちらの両親はこんなに幸せなのに、我が両親はどうなんだろうと考えてしまい、なんだかとても複雑な心境だった。こんな娘(と夫)で申し訳ないような、なんというか・・・。
鑑賞会を終えて部屋に戻り、お風呂に入ってベッドに入った。夫がいつ気づくだろうかと思っていたが、何も言われないまま、9月5日は終わった。
本当に夫は私の誕生日を完璧に忘れ去っていたのだった!!「おめでとう」の一言を誰にも言われない誕生日って、33年生きてきて初めてだ!おめでとうと言われなくて初めて、「誕生日おめでとう」の言葉って結構重いということに気づいた。誰も祝ってくれないなら、生まれてこなければよかったのか?みたいな(←考えすぎ)。
夫め〜、一生根に持ってやる〜!!
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