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陣痛が来たかも(40w6d)
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2003年10月28日(火) |
昨日は結局午前中で痛みは遠のいてしまったが、今日は朝6時10分からお腹がぎゅーんとなるような痛みが10分〜15分感覚で始まった。痛みのレベルはまさに生理痛。私の生理痛はのたうち回るくらいひどいのだが、考えてみれば生理痛は継続して痛いからのたうち回るのであって、陣痛みたいに10分に1回30〜40秒程度の痛みであれば、深呼吸したり息を止めたりすれば耐えれる程度なのかもしれない。・・・つまり今はまだ普段の生理痛の痛みと似たような痛みだってことが言いたいだけなのだが・・・。
今、9時になろうとしているが、痛みの間隔が5分とか6分になっても痛みのレベルが変わらない。多分子宮口が開くのにも時間はかかるんだろう。無痛分娩できるのかなぁ。神様、無痛分娩させてください〜〜!!
これから病院に電話して、入院することになるのかもしれないし、まだまだですねとか言われて追い返されるのかもしれないけれど、お産が近づいていることだけは確かだ。
昨日おしるしと前駆陣痛が来て、今日はこの陣痛らしき定期的な痛み。母曰く「それは陣痛よ」と断言していたので、多分そうなんだろう。
あ〜痛みが来た来たいたたたたたたたーーーーーーーーーーーーーーーー。ふぅ。
痛みの間隔は6:10,6:21,6:32,6:45,7:04,7:21,7:28,7:34,7:42,7:53,8:05,8:18,8:24,8:33,8:40,8:45,8:51,9:02・・・と10分だったり15分だったり5分だったりもするけど大体10分というところだ。
なんというか、痛みがホントに定期的にくるんだなぁ、とちょっと面白いなとか思ったりもする。女性の身体って本当に不思議だ。しかも今日は新月の3日後。満月または新月の1日前と3日後はお産が多いらしいが、まさにビンゴだ。おまけに「めざましテレビ」の星占いでは「長い間問題だったことが解決する」と言っていた。それって10ヶ月間の苦労が今日報われるってことかしら?
今日産まれるといいなぁ。さて病院に連絡するか。
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昼過ぎに病院に着くと、早速助産婦さんに内診された。死ぬほど痛い!今までの検診での痛くも痒くもない内診が嘘のようだ。ぐりぐり指を突っ込まれ、これでもかこれでもかと押されかき回され。腰が浮くほど痛かった。
さらにお腹に機械をつけて、胎児の心拍とお腹の張りを確認する。助産婦さん曰く、この程度の張りでしかも不規則なので、今日中に生まれるということはまずないとのこと。そして、無痛分娩がしたいのなら、今日中に入院して明日の朝一から促進剤を投与していく方法をとるがどうするかと聞かれる。当然そうするに決まっている。ただし、万が一、夜中に産気づいた場合はその時点で個室に移って立会出産できるようにしてもらえるようにお願いした。ワガママな妊婦と思われていることだろう・・・。
というわけで、入院と相成った。入院用の病衣に着替え、あまり意味のなさそうな点滴をされて、見た目だけは重病人のようだ。が、別にやることはないので病院から出された昼食をとり、夫と母に夜まで付き添ってもらうことにした。入院は初めての経験なので、ものすごく心細い。しかも朝はあんなに規則的に来ていた陣痛が、どんどん遠のいていく。トホホ。
4時ごろ、担当のK先生に呼ばれ、内診してから前回の検診でとったレントゲンの説明を受ける。このK先生の内診は全然痛くない。それにひきかえ、さっきの助産婦さんの内診はなんだったんだ!
夫も呼ばれ、二人で私の骨盤の写真を眺めながら説明を受けた。しかし、その内容がちょっと衝撃的。曰く私の骨盤は扁平骨盤というちょっと変わった形らしい。普通産道は出口に向かって広がっていく形をしているのだが、扁平骨盤だと入り口よりも途中のほうが狭くなっているため、赤ちゃんが降りて来るのが難しい、というのだ。幅が11.5cmあるので出て来れないことはないが、出て来れない可能性が高い。出て来れないと判断した場合は帝王切開になる、と。
今までの経過が順調だったのに、いきなり帝王切開の可能性が高いと言われて、青天の霹靂だ。こんなに予定日を過ぎてしまったのも、陣痛が全然進まないのも、扁平骨盤ゆえに赤ちゃんが降りて来れないせいらしい。私は誰からも安産体型と言われるくらい腰回りが大きいのだが、骨はまた違ったみたいだ。なんてこった。
しかも、こんな産道だから、出産には強い陣痛が必要になるため、場合によっては無痛分娩できないかもしれないらしい。そんなぁ〜。今夜、陣痛がしっかり強くなってくれば問題ないらしいが・・・。K先生には「今夜が勝負です」と言われてしまう。なんだか死にそうな人みたい。
入院したからにはもう後戻りもできないし、やってみてだめだったら帝王切開も仕方ない。もはや私はまな板の上の鯉も同然なのだ。夫と母が帰ったあと、緊張からどっと疲れが出て、8時には寝てしまった。陣痛はほとんど無いに等しい状態だったが、腕に刺されたままの点滴の針が痛かった。
運良く窓際のベッドだったので、窓から見えるランドマークタワーとクイーンズスクエアの夜景がとてもきれいで、少し慰められた。
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