ILLY'S LOVE RING
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こないだ会った時に彼氏からドラえもんのストラップをもらいました。妙に高性能で、電話がかかってきたら「電話だよ」って言うし、出て一秒で切ったら「もう終わり?」とか言うし、二、三回連続だったら「また電話だよ。しずかちゃんかなあ」とか言ってます。それはいいけれど。待ち受けの時に、突然「どら焼き食べたいなあ」とか「暇だねえ」とか「九月十四日は誕生日」とか言い出したら……さっきそれで起こされました。。寝かけてたのに。
というわけで、眠いのに寝れないというちょっと困った状況に。最近「不眠症?」っていうくらい夜寝つきが悪いんです。睡眠導入剤が欲しいくらいです。ちゃんと寝たいのに。今日だって1時くらいから寝ようとしてるのに3時まで寝れないし。ようやく寝かけたところでドラえもん。。困ったもんです。
「フェルメールの闇」読み終わりました。結局発見された絵は精巧な贋作だった、というこの手の話のパターンどおりの終わり方でした。と言ってもそこに到る過程って結構面白くて好きなんですけど。バラエティーに富んでるし。 殺人事件が絡むっていうのはセオリーですけど。一応、ミステリーですから。 高橋克彦には、南朝の天皇の子孫が生き残ってて、王位を奪還しようとする話がありました。あれ?井沢元彦だったかなあ?……ああ、高橋克彦です。井沢元彦のは、「源氏物語」がテーマでした。本当は一三帖しかなかった、という話だったかな。ともかく、南朝って言うのは、室町時代前期に、天皇位をめぐって争った北朝と南朝のことです。吉野に逃れた人たちが南朝を名乗りました。義満の時代に南朝の天皇が北朝の天皇に三種の神器を譲る、という形で決着したんですけど。というあたりの話です。これも確か殺人事件まで出てきたような……タイトルは忘れましたけど、確かそのまんまだったと思います。ちなみに、井沢元彦のは「GEN」というタイトルです。 井沢元彦といえば、「逆説の日本史」っていう本の中で、「源氏物語」の事を言霊信仰から生まれた作品だって言ってます。「源」姓が勝って「藤原」姓が負ける話だからって。他氏排斥で失脚させられた人々の魂を鎮めるための話だと。でないと藤原全盛期に藤原を否定するような話が生まれるはずがない、というのがこの人の意見だったような……まあ、なにぶん読んだのが3年ほど前なので多少の記憶違いはあるでしょうけど。
キャンセルされました。今日お菓子あげるって言ってたの。「バイト行くだけで精一杯」だって。謝ることも、「無理だ」っていうこともない。ただ言い訳だけメールで送ってきてそれで終わり。いつもそう。嫌になる。
私はあの人にとって、もういらないのかな。なんて思ったり。会いたいなんて思うのは私だけなのかな、とか。いつもそういうの言い出すのは私のほう。気持ちを同じだけ返してほしいわけじゃない。ただ、全く分らないのがいやなだけ。そういうものなのかな。
お菓子、無駄になっちゃった。結構食べたからもう食べる気ないし。さすがに円形1個食べる気になれない。もう捨てるしかないかな。そろそろ傷んじゃうし。持っていくって言ってたから箱まで買ったけど、それもいらなくなった。こういうこと繰り返すたびに、バカみたいって思う。私が勝手にそうしたいと思っただけ、どんな反応が返ってきてもそれは向こうの自由。でも、無反応だから、一番嫌だ。いいのか悪いのか、もう一度同じことしていいのかどうか、何も分らない。物をあげても、たいてい「まあもらっとくわ」って言われるだけ。喜ぶでもなく、つっかえすわけでもない。感想もなし。それってどうなんだろう。
やっぱり、もう何も期待しないほうがいいのかな。メールが返ってこなくても、電話に出てくれなくても、何度約束キャンセルされても、それが普通なんだって思わなきゃいけないのかな。寂しいと思わない。何の見返りも求めない。そうならないといけないのかな。そんなの無理だけど。
図書館行ってきました。 途中で彼氏から連絡入って会ってくれました。といっても、私が散々言ったからですけど。。まあ、会ってくれたから良しとしましょう。
図書館にいたんで、その辺でってことになりました。けれど、図書館の周りは神社とか美術館。静かなところが大っ嫌いな彼氏にはちょっときつかったようです。結局図書館でネットやってました。彼氏は、「静かすぎて嫌」って言ってましたけど。
新しい本借りてきました。「Les onze mille verges」(一万一千本の鞭)ギョーム・アポリネール、「天馬」丹生秋彦、「ベターハーフ」唯川恵、「からくりからくさ」梨木香歩、そして、前から気になっていた「香澄」松田瓊子。この本が気になっていた理由は、、わかるひとにはわかりますね。 彼氏にジャンルを聞かれて、「イカレてるのと歴史小説と恋愛と推理と少女小説」って答えたら、「バラバラやん」って言われました。その通りなんですけどね。だってバラエティーあるほうが楽しいじゃないですか。
ちょっと読みかけたのは「Les onze mille verges」。これは太守のルーマニヤからパリまでの旅行中の性遍歴を書いた本です。というか、もうメチャクチャ。三人や四人でやってるし、体の上に排泄されて喜んでるし、鞭で叩いて血だらけになったり、興奮して首をしめて殺しちゃったり、耳に噛み付いてちょっと引きちぎって食べたり。。止めに来た警官まで一緒になってやっちゃったり。という感じの話が延延と続いていくという、書くほうも読むほうも品性を疑われるような……まあ、まだちょっとしか読んでないんですけど。読んだところの8割がそういうシーンだけで占められてました。。図書館に置いてあるけどこれはポルノ小説と変わりないかも……
ポルノといえば、渡辺純一が最近ポルノまがいのを書いてるって先生が言ってました。私があの人の読んだのって、「公園通りの午後」とか「阿寒に果つ」とか「化粧」「くれなゐ」とかそういうの。炭鉱で働いてる医者の話とか、北海道の大学病院で働いてる医者と患者の話とか、夭折の美少女の自殺原因を探る、とか、京都の三姉妹の話、とか、そんなのばかりだったからなんかイメージじゃない。ちなみに、これは全部うちの母親の持ち物。母親は渡辺純一のファンだったらしいです。というか、医療関係の小説かいてる人が好きらしい。でも私の小学校時代、母は赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズにはまっていたというよくわからない人です。
とりあえずフィギュアスケートがかかっています。スケートなんて前に進むととまるしか出来ない私にはすごいなーってみるしかないですけど。男子より女子のほうが好き。ペアはもっと好き。なんとなくだけど。でもこういうの家で見てると親にチャンネル変えられるんですよね。「しょうもない」って。まあ、親が見てるのはテレビショッピングなんだからどんぐりの背比べっていうか、どっちもどっちっていうか、目くそ鼻くそって言うか。 そういえばこの「目くそ鼻くそ」って実際に諺なんだろうか……うちの母親が使うんですけど。。品のよくない家庭ですね。。
日記帳をひっくり返していました。小説のネタ探し。どうも途中で切れてるのばっかりで使い物にならないんですけど。中には冒頭とラストだけあって真ん中さっぱり抜けてる、なんてのもありました。たいていアイデアってそんな感じで浮かんでくるんで、まあ、初期プロットみたいなものなんですけど。 それはともかく、終わってない日記帳が四冊ほど……結構高いの買ってるんですけどね。一冊1000円くらいの。それでも中学から大学入った当初くらいまでは書いてるんだから結構なものです。途中かなりあいてたりするけど。デザインに惹かれて買っちゃうんです。新しいのになったら書くかな、とか思って。でもそうはいかないんですね。。
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