| 2003年11月29日(土) |
診察話:パート2 解離、中の人たちについて。 |
診察での話のつづき。 昨日のつづきとも思っていただければ。
頭の中にいる「中の人」たちについて、かなり長く話した。 3歳児が成長して、4月から保育園に入るとのこと。 私はまったくそのころの記憶が曖昧で、 小学校のイジメについても記憶が曖昧で。
しかしながら、 イジメられたことは強制的にフラッシュバックとして襲い掛かってくる。 性的暴行を受けたことも小学生あたりだったが、 それもフラッシュバックとして闇の中に落とされる。 フラッシュバックが終わると、 本当にそのころの気持ちがジワリジワリと戻される。 そして「うつ状態」を引き起こす。
私はずっと一人のオンナノヒトと喋ってきた。 自問自答ではなく、オンナノヒトが他にいて、その人が答えてくれる。 3歳児が出てきたら子供返り?と思わせる行動をとる。
オンナノヒトも私。 3歳児も私。
バラバラに砕け散った硝子のように、記憶をそれぞれ持っている。 私なのに、私であった記憶がない。
おまけに成長している、「中の人たち」。
3歳のころから記憶がおぼろげなので、 本当の過去、いわゆる「無意識で凍結させた過去」を解凍してくれている。 おそらく3歳児はゆるやかに記憶を戻させてくれるのだろう。 無理に記憶をほじかえすのはよくない、と言われた。 確かに無理で、思い出そうとしても乳白色の記憶だけ。 ボンヤリとも思い出すことは出来ない。
おそらく「こんなことあったのか?」みたいなコトも思い出すだろう。 楽しい記憶も悲しい記憶も怒れる記憶も。
医者はムリヤリに「中の人」たちを私一人に埋めるのはやめた方がいい。 「一緒に成長して、共に生活するという手段はどう?」 そのように話してくれた。
共存。
モノゴコロついたときからオンナノヒトは遊んでくれた。 一人遊びをしている感覚ではなく、本当に他人だと思っていた。 そして、みんなそうだと思ってた。 そんなのは稀だよ、起こったこと無いよ、と友人たちは言う。 一時期、自分は気が狂っているのではないかと恐怖を感じた。 頭の中ではまったくの知らない人が話しかけてくるし、話し合えるし。
もちろん子供の頃は一人遊びを誰しもすることが多い。 私の場合、子供の頃をすぎてもオンナノヒトは消えることが無かった。 相談相手にもなってくれたし、私自身を客観的に見てくれる。 それも私のカケラ、なのにね。 今まで「中の人たち」は他人だと思っていたが、これも自分なのだ。 3歳児の成長とともに新しい自分も成長する。
そう思えるようになってきたのは大きな大一歩だと医者は言う。 おそらくトラウマになった年代に成長したら、 大きな波がおしよせて沖のほうに流されてしまうかもしれない。 でもそういうときは「いつでもいらっしゃい」と言ってくれた。 残念なことに主治医は外来に金曜日しかいないんだけど、、、。
とりあえずは一歩踏み出せたことは自分ながらに誉めてあげた。 自分を誉めることはほとんどなかったし。 こんな自分、ダイキライだったし。
でもちょっとだけ、好きになれそうな気はする。 パズルのピースが全て集まったとき、本来の私が現れることを願っておく。
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