| 2003年11月27日(木) |
トンネルの向こうには |
トンネルを抜けると、そこは雪国だった。
などと書き始めると志賀康成の「雪国」ですね。 見事な初め方だと思う。
トンネルという暗いところを抜けると、 そして雪の日の照り返しで明るさが広がっている様が思い浮かぶ。
トンネルは闇。 抜けるとその先は何がある?
毎回、トンネルに入るといつもずっとそれが続くのではないかと、 錯覚を起しそうになる。 でもトンネルは嫌いじゃない。むしろ好き。 オレンジ色の発熱灯が走る度に流れ行き、 なんだか探検しているような気分になる。 そして抜け出したとき、明るさを感じてほっとする。
人生でも誰しもトンネルの時期はあるようで。
私もトンネルの時期があるようで。
いつだろう。
いまだろうか。 でも、それは振り返ってみなけりゃわからない感じがする。 自分がたどってきた「地図」に新たなる道が加わり、 そこにトンネルが加わるのはトンネルを抜け出したあとだと思うから。
おそらく、まだ私はオレンジ色の発熱灯が流れる場所にいる。
暗い闇じゃなくて、光はある。
宇多田ヒカル嬢のサイト見てたらトンネルについて書いてあったので、 私も真似して書いてみた。 彼女のように上手くまとめられねぇや、ちぃっ。
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