| 2003年08月30日(土) |
元・医療従事者から見た精神科 |
そういえば、実家に帰ったときに専門学校の教科書を見た。
「精神病患者についての看護」
さすがに内臓系疾患、外科系疾患よりは分厚くない。 同時に「歯科患者についての看護」も載ってるくらいだ。
パラパラっとのぞいてみる。
『森田療法』やら『箱庭療法』やら。 昔の『電気ショック療法』だとかに蛍光ペンが塗られていて、 覚えろよ!と自覚を持っていた、らしい。 『電気ショック療法』は表立ってやっている病院は無いに等しい。 こめかみに電極あてて、バババババ!!!って。 10分は意識もどらない、、、、、イヤンイヤン。
病状についてももちろん触れていて、『精神分裂病で乏しい表情の患者』とかって写真まで載っている。 現在は精神分裂病ではなく統合失調症と名称を改めたものの、なかなか浸透していないと医者がボヤいていた。
うつ病はクレッチマーの代表的な分類種別---ヤセ型、肥満型など---が書かれており、簡単にうつ病が調べられるシートが載っている。
ちょっとやってみたが、「要加療」という一番ひどいヤツだった。
パキシル飲んでんだぞ?
パニック障害などにも触れており、解離性障害はヒステリー障害とも書かれていた。ヒステリー、、まだ使う医者はいる。
まだ自分が看護やら介護やらやっていたものの、精神科の領域はあまり判らなくてよかったときもあるし、よくなかったときもある。 ウラを知ってしまうと、耐えられないときってあるからね。 でも病院に6年くらい働いてると、だいたいどこの病院の裏事情がどうかって判ってしまうのがイヤだな。
おまけに医療従事者の方が精神科に対して偏見が強いかもしれない。
患者が入院したときの申し送りで。 「プシコだからさぁ、注意してよねぇ」 「プシコだからさぁ、イヤだよねぇ」 確かに他の患者とは対する態度は変わるが、それで悪口をいう者もいる。
さすがに精神科にはそんなことはないが、、、。
痴呆やらの患者に「○○ちゃん」(70歳代やら80歳代)というのはいただけない。 ちなみにこの「○○ちゃん」は介護施設でもよく用いられる。 親しみを込めた言い方かもしれないが、私にとっちゃ失礼だと思ったさ。
もしも家族がそう呼ばれていたら、どう思うんだろう。
元・医療従事者だとは伝えた方がいいのかなーって悩んだんだけどね、、。 今の病院での診察で。
|