浮き沈み日記。

2003年08月15日(金) 家族の肖像

無事に実家から関東へ帰ってまいりました。

およそ1年近く、親と別居をはじめたわけだけれども。
半年たった今年の初めはまだ主観的でしか自分を見れなかった。
1年経ってみたら少しは客観的に見れるようになってきたかと。

もともと自分がやっていることを、自分がナナメ後ろで見てたりすることは症状としてあったんだけど、それとは違う。

今まで親にビョーキのことはほとんど話すことはなくて。

8月8日、久しぶりに実家に帰ったら母が迎えてくれた。

やや疲れていたが、シワは増えていなかった。
「シワは無いのよ」伝説はまだまだ続いていたのね。

ひどい貧血にさいなまれているということで、
ヘム鉄を服用しているとのこと。
もともと身体が強いヒトではない。
彼女も医療従事者であった。だからこそ無理をしてしまうこともある。
精神で意地で強くしてきたのだろう。

私が覚えている一番古い記憶がずっと謎だったので、聞いてみた。

おそらく3歳ごろだろうか。
母をはさんで兄と3人、砂浜でいる姿。
母を目の前に、ゴムホースをくわえている自分の姿。

今までの私だったら聞けなかった疑問。

母はしばらくためらいながらも答えてくれた。

「心中しようとした」

しんじゅう。

それが成功していたら現在はココにいなかったんだね、私。

自分はひどく落ち着いていた。
今更、心中しようとしてたと言われたところでどうこういっていられるか。

心中するのは親のエゴではないのかって思い続けていた心は割れたけど。

コドモはオヤの背中を見て育つという。
でも、オヤがいなくともコドモは育つ。
歪むか真っ直ぐに育つかはソイツ次第なだけだ。
もちろん環境も関係するだろう。

家族とは案外脆いものでもあり、強いもの。

家族とは、信じられるものでありたい。

自分自身を今は信じろ、そう言われても血が流れ続けているから。



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蓮華 [MAIL]

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