スリィピングビュウティにはなれなかった。
たくさんのクスリたちは効かなかった。
軽いうたた寝くらい程度しか引き起こせない。
スケジュールが狂っていく。
黒い文字が赤い文字で、「ナシ」もしくは「延期、○日○時」。
身体が動かない。
金縛りとは違う。
重たくて、鉛をつけられたような感じといったら適当だろうか。
心臓だけドクドクと脈を早める。
眠れない、眠れない、と責めてはイケナイ。
また重荷になるんだ。
わかっている。
僕にはわかっている。
闇には歓迎されていないことに。
僕の足元にころがるクスリたちは、効くことを望んでいるというのに。
心に泥が棲み付いているかのようだ。
早く雨が全てを洗い流して。
みんな、僕さえも溶かして欲しい。
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