何か思いを告げて、 僕は君から逃げた。
僕が何を言ったのか定かではないけれど、 夏の日、僕が今一人で居る理由になるのだろうか。
ゆっくりと眼を開けて、起きた君 黒い瞳は僕を見つめ、逃げた。
死神は、僕の骸を抱き行進する 僕の見ているものは過去の残像 無意識と潜在意識の投影
記憶を少しずつ取り戻して 気付いた頃は冬だった 既に僕の肉体は失われ 骸は僕をみて、笑う。 「お前は、俺だ」 と
肉体は転生のために地上へ残り、 僕は次の転生のために宇宙へ行き そこで…
君とまた出会う。
あの時、返事ができなかった病床の君は 僕と同じく転生の魂の存在で、返事をしてくれた。
ああ、広い宇宙に広がる星々。 彼らは、ボクラと同じく転生している。
生まれ変わるまで、僕らは愛し合った。 現実世界からの駆け落ち。
所謂、駆け落ち宇宙である。
*あとがき
死んだあと、人は星になるそうです。それのイメージで。
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