遺書

2005年03月23日(水) 病床ラヴァーズ

頑張った、叫んだ。
握りつぶれた声は、
思いかき消して
消えた。

僕が臆病者でした。
君を臆病と責める僕こそが臆病だった。

何も望まないフリをしていた。
何かを望み続ける君を否定してきた。
それは、何かを得ることにより起きる変化が、
とても怖くて、触らないだけだった。

自分も知らない何かが変わって、
またひとつ大人になる。
大人になることで誰かを傷つけたくないと、言い訳した。

子どもであり続けたいだけなのだ、と。
傷つけるのが怖いだけでしょう?本当は。
と、尋ねる君が僕を傷つけられた。

君は僕を平気で傷つけます。
そして、それが愛なのだとうさんくさい笑顔で言います。
嫌いです。

今思えば、君の何を持って僕は君を臆病と称したのだろうか。
気付いた春は、もう遅く。君は夏を見る前に溶けていった。


*あとがき
謎多き文章


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