廻り続けるファンが終わりを告げた 春の日
暖かい風を送り続ける彼女は回転を続ける。 周りがどのようになっているかも知らずに、廻り続ける。 傾きを感知すれば回転を止める、と言う単一行動。 それは彼女にプログラムされた行動でしかなく、 ・・・彼女に意思はない。
ただ、人を暖めるようにと作られ ただ、人の役に立つために、と
しかし、重要なのは彼女の意思であった それなのに、意思はなくただの機械として存在する
彼女に意思は最初からなかったのだろうか 彼女は生まれたその時からこうだったのだろうか
もともとはバラバラだった彼女たちが ひとつになる、それだけで彼女ができる
彼女ができると言うこと 意思を統一し、ひとつになろうとする そのとき、消えて、彼女は機械になった
そうして、僕の家のファンヒーターはできたのだった
*あとがき 僕の隣にあるファンヒーターで妄想しただけです
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