遺書

2005年01月13日(木) Fun

廻り続けるファンが終わりを告げた
春の日

暖かい風を送り続ける彼女は回転を続ける。
周りがどのようになっているかも知らずに、廻り続ける。
傾きを感知すれば回転を止める、と言う単一行動。
それは彼女にプログラムされた行動でしかなく、
・・・彼女に意思はない。

ただ、人を暖めるようにと作られ
ただ、人の役に立つために、と

しかし、重要なのは彼女の意思であった
それなのに、意思はなくただの機械として存在する

彼女に意思は最初からなかったのだろうか
彼女は生まれたその時からこうだったのだろうか

もともとはバラバラだった彼女たちが
ひとつになる、それだけで彼女ができる

彼女ができると言うこと
意思を統一し、ひとつになろうとする
そのとき、消えて、彼女は機械になった

そうして、僕の家のファンヒーターはできたのだった

*あとがき
僕の隣にあるファンヒーターで妄想しただけです


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