物置だか屋根裏だかその中で僕は真鯛に恋をするその美しい鱗怪しく輝く全体像まだ夢を描く瞳すべてが僕を魅了したマナミさん、と名前をつけて僕はふたりの門番をやっつけた僕はふたりの旅を始めるさぁ、どこへ行こうか?マナミとは話せなかったけれど、心が通じていた気がしたよ。東京の海、新潟の海、札幌の夜明け。輝く朝日に魅入られて僕とマナミああ、マナミ。すべては美しいけれど君の鱗に勝るものはないんだよ。君が一番美しいんだ。誰もいない、この世界の向こうで 投稿作品