遺書

2004年11月27日(土) 魔女と僕と -witch and me and...-

僕に安らかな眠りをくれる
白い世界に住んでいる灰色の魔女
魔女と生活するうちに僕は親しくなって
ちょうどいいや、と
彼女と僕は僕の忘れ物をとりにちょっと走った


一つめの忘れ物
自分であるということを忘れた

楽園、僕を映す、僕を通し、僕を曲げた。
変換してロジック、僕は弄ばロジック。
ロジックを狂わせる方法は体に刻まれて、
灰色の魔女と僕は簡単に突破した。

美しい世界の変換の果て
本当に楽園であった場所
そこで手に入れた空虚であった自分自身


ミスティ。
闇の不安と朝日の希望
絶望のうたたね

二つめ
真中を通る柱となるもの
取り込まれた樹海

たくましく太い幹
森へ入れば無数の樹木
その中の一本の木を見る
少し見ては目隠し、
別の場所へと見ないで進む、
木々を連れ去る。

そして、魔女と僕は
空虚な僕に存在理由を注いだ。

何度も帰り道を探していたが
掴む事は出来なかい
暗雲は幾重にも重なっていた
僕の心をくぎ付けにする風景

三つめの忘れ物
その場所は
忘れた

これはどうにもならない、と
魔女と僕は笑って
白い世界の森の中
ひっそりと新しい生活を
始めた、


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