遺書

2004年11月05日(金) 報われぬ一途な少女の残留思念

君が幸せならそれでいいと
笑って言った

その彼は今、死んだ
ただしくは私が殺した、
夏の日だった。

太陽は眩しく私たちを照らし続けた
どこにでも降り注ぐ光なのに
自分の所だけにあたってるみたいに。

危険なものも重要視されるのは問題を起こしてから
私の場合はそれだった
危険だとわかっていたのに誰も止めてくれない
私の場合はそれだった

あの夏の空も雲も太陽も
すべて君が願ったことだった
君の願いを叶えようとしたけど駄目だった

ごめんなさい

死体が微笑んだ
そんな気がした


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