君が居なくなり僕は此処にいる理由がなくなった。僕が鳥のように飛べればそれで良かった。しかし、僕は走ることでしか逃げることができなかった。海を渡っても、何しても僕は逃げ出したかったんだろう。僕は、何故こうも逃げ出したいのかはわからない。君に束縛されていた、だから自由に憧れた。束縛があって初めて自由は成り立つ気がした。だから、君には生きていて欲しかった。僕は、後悔なんてしたつもりはなかったんだけどな…