西暦2X3X年
世界を愛した僕が今日裁かれる。 世界の常識にとらわれた人間達に 僕は今日裁かれるんだろう。
開かれた裁判は僕の首を持ち 僕は此処にいるのだろうけど 何故かあそこにある首の上に ハンマー
僕の罪はなんだか忘れたけど、 常識に逆らった罰だ。 どうでもいいんだけどね。
崖っぷちの上で行われている裁判、 別に僕を捌いているわけじゃない。 裁いているんだ。意味がわかんないって。
常識人三億八千万人を集めて行われた 全員浮いているよ、あっはっは。 常識免除税でウハウハですから、 どんな技術を使っているんだろうか。 僕の知りえたことではない。
非常識人が一体何百億人居ると思っている? 常識人が上に立つ、昔の時代にあったよな、こういうの。
ところで、僕は寝てもいいと言われてますが、 一体何のことやら、僕はただ裁判を待っているんですよ。 終わるのをね。
弁護士はロボット。検事はロボット。 いつの間にかこうなっている世界。 僕はどうでもいいと、見向きもしない。
その結果がこれか、ちょっと時間が過ぎたくらいかな。 二十九時間くらい。
まだまだ、続ける気ですか? いつまでも付き合いましょうか。 僕の裁判を見に来た常識人を全て片付け終わるまで。 こっそりと、毒をもって。まぁ、どうでもいいですけど。
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