昨日、
遊びに来てたＵ君（昨日６歳の誕生日）が帰ったあと
王子はタンスの上に置いておいたアルバムをバッサバッサ全部落として（←これ怒った）
「一緒に見よう」とうるさく付きまとってきた。（←これも怒った）
夕飯の支度中だったので邪険にしてしまった。（←ずっと怒ってた）

で、今朝
幼稚園に行く支度をしている時
モタモタグズグズしていたので
「幼稚園に行きたくないの？でもお弁当つくっちゃったよ？」と聞いてみたら
涙を流しだしてしまった。
あちゃー。また通園拒否か〜？ぶり返しちゃったかな〜？っと
心配してたら
王子が
「幼稚園にはママがいなくて寂しいから、ママの写真を持っていく」と！
ママの写真を持っていくと！！
写真を持っていくと！！！！

ああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ

昨日、アルバムを見てたのは、そーーゆーーことだったのか〜〜〜
幼稚園に持っていく写真を選んでいたのか〜〜〜〜〜〜〜〜
王子なりに、寂しくならないよう、解決策を考えてたのか〜〜〜〜〜〜
それなのに私ったら！
それなのに私ったらーーーーーー！！！
バカバカバカバカ私のバカ
小さな芽を摘み取ってしまってたなんてっ


気分はあれだ
ほら
日本昔話で
坊や〜よいこだネンネしな〜〜♪今も昔も変わりなく〜〜♪で
やってた
犬の話！
犬の話
「忠実な犬」という昔話の中の狩人の気分！

むかしー、ある山奥に狩人がおったそうなーーー。

家に赤ん坊と犬を置いて狩りに出た狩人。
吹雪で家に帰れなくなって幾晩か過ぎる。
犬は腹をすかしているだろう。赤ん坊は無事だろうか。
天候が良くなり家に戻ってきたら、家の中が血だらけだ。
狩人は、腹を空かせた犬が赤ん坊を食ったと勘違いして、犬を撃ち殺してしまう。
するってーと、家の奥から赤ん坊の泣き声が！
声のほうに行って見ると、そこには犬に噛み殺された野犬達の屍骸と
元気に泣いてる赤ん坊の姿が。
犬は、野犬達から赤ん坊を守っていたのだ・・・・・・・
一生懸命、守ったのに・・・

too late
too late




うわわわわああああああん（号泣）
この話には弱いんだよう。この話と「ごんぎつね」には弱いんだよう。
バカバカバカバカ！
・・・・・
いま、私、狩人の気持ち・・・・・
一生懸命だったのに・・・・
撃っちまった。怒っちまった・・・。






ごめんよ王子。
今日は一緒に写真を見ようね。



・・・・しかし
幼稚園に写真を持っていかれるのもなぁ（苦笑）
気分は故人

みつる ｜MAIL