私が日向のメールで 大分復活してきた頃。
なんとか、普通に生活できるように なってきた頃。
今度は日向が、凹みだした。 それは、とても軽いSOS。
もちろん、誰にも公平、壁を持たない日向は 仲間みんなへのメールで、へこんでるって書いた。
でも、日向を知らなければ、 その軽いSOSが、本当はすごく重いSOSである事に みんなは気づかない。
ちょっと前に自分がすごく落ち込んだ所にいた所為かもしれない 私には日向の傷ついた心が、伝わってきた。
私は、電話とかをしてきたら、親身になるけど そういうアクションがなければ、 私は必要とされてないと理解して あまり、踏み込まない性質。
分かってないって人に心配されたり 同情されたりするの、嫌いだから。
でも、日向から沢山の優しさをもらって。
人に優しくするとはどういう事かを学んで、
自分が日向にしてもらって嬉しくて
すごく癒されたから。
日向にもその優しさを返せればと思った。
何気ないメールを沢山送った。
日向から教えてもらった優しさを
日向に返せるかなぁって思いながら。
日向がメールの言葉で私を包み込んでくれたように
私も日向を包み込んで上げれたらいいなって。
ありがとう。って。
落ち着いた感じのメールが来るようになった。
立ち直ったみたい。
私みたいに、必要な部分で支えてもらったわけじゃなくて
きっかけの一つか、
もしくはそれに満たないくらいの
小さな力だったみたいだけど。
でも、良かったなって思って。
立ち直ってくれて
ちょっぴりでもお役に立てたなら。
それに、
日向がそんなに落ち込んでたのは
私しか知らない事だったから。
二人だけの秘密みたいで嬉しかった。
秘密って言っても、日向がへこんでたのは
周知の事実だったんだけどね (^-^;)
秘密って思ってたのも私だけだけどね。
後から聞いた時
大切だって思った瞬間は
私が日向を受け入れた時のメールか
その後の慰めメールか・・・
って言ってたから。
恋じゃないけど。
人として、心が動かされた瞬間だったみたい。
そう。
本当にこの時は
まだ全然
恋じゃなかったんだ。
日向にとっては!
そして当たり前だけど
あの優しいメールの数々
私をノックダウンさせたメールの数々も
単に友達として・・・の行為だったんだ。
本当に嫌になるくらい
私をドキドキさせる
魅力的な日向は
誤解させるのを楽しんでいるかのような
優しさを私に与え続けて。
そして同じように他の友達にも
優しかった。
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